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おもちゃ絵芳藤

谷津矢車【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2017/04/20
JAN 9784163906423

おもちゃ絵芳藤

¥220

商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

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2022/01/25

才能の話。 時代の変化に着いていける才能、 追随せずに変化しないのも才能。 芳藤、芳年、幾年、暁斎、それぞれに訪れる時代の評価。 文明開花で揺れる時代を生きた浮世絵絵師たちの振舞いや苦悩を通して、才能や評価はその人物が置かれた時代や環境でそれこそ簡単に表裏変わるものだと、創作...

才能の話。 時代の変化に着いていける才能、 追随せずに変化しないのも才能。 芳藤、芳年、幾年、暁斎、それぞれに訪れる時代の評価。 文明開花で揺れる時代を生きた浮世絵絵師たちの振舞いや苦悩を通して、才能や評価はその人物が置かれた時代や環境でそれこそ簡単に表裏変わるものだと、創作に関わる自分としては勇気をもらった一冊だった。

Posted by ブクログ

2020/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文句なく五つ星を。 時代は、幕末。大絵師歌川国芳が亡くなった日から始まる。 売れる弟子を何人も輩出させた国芳に、影に日向に、ずっと寄り添うように、「国芳塾」をやってきたのは歌川芳藤。 筆は丁寧だし技術も申し分ないが、華がないという、生意気な弟弟子がいうように、なかなか売れない。 そんな芳藤が、幕末、明治を跨いで、浮世絵の運命を傍観者のように見つめる。 弟子達の人となりを克明に映し出し、丹念に物語を編み出してゆく作者の文才にも唸る。 この本はネタバレさせるには、あまりにつまらない。 ぜひぜひ読んで、この浮世絵の運命を一緒に堪能して欲しく、おすすめしたい。

Posted by ブクログ

2019/09/29

時代小説に馴染みはないながら、縁があって読んでみた。図書館に何冊か並んでいたタイトルの中で、読みやすそうなものとしてひとつ、こちらを選択。 主人公もいつか大ブレイクするのではとドキドキしながら読んでいたのが間違いだったが、鬱々とした雰囲気がありながらこの物語自体は凄惨なものではな...

時代小説に馴染みはないながら、縁があって読んでみた。図書館に何冊か並んでいたタイトルの中で、読みやすそうなものとしてひとつ、こちらを選択。 主人公もいつか大ブレイクするのではとドキドキしながら読んでいたのが間違いだったが、鬱々とした雰囲気がありながらこの物語自体は凄惨なものではなく、これから読もうとしている「無惨絵」もちらりと登場したし、とりあえず良しとしたい。

Posted by ブクログ

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