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不発弾
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不発弾
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商品レビュー
3.8
37件のお客様レビュー
この本の前に読んだEXITの前作にあたるもの。EXITに登場していた古賀の半生が描かれる内容になっているので、こちらを先に読んだ方が良かったかも。 内容的には1980年代のバブルに始まり、その崩壊やその過程での損失隠し、2000年代に入ってからは東芝やオリンパスの事件をモデルにし...
この本の前に読んだEXITの前作にあたるもの。EXITに登場していた古賀の半生が描かれる内容になっているので、こちらを先に読んだ方が良かったかも。 内容的には1980年代のバブルに始まり、その崩壊やその過程での損失隠し、2000年代に入ってからは東芝やオリンパスの事件をモデルにしたような事件まで、古賀の過去と、現在とが段々と近づき繋がる形で物語は展開していく。EXITが日銀の異次元の金融緩和のみがテーマだったことに比べると、こちらは過去の懐かしいとも思える金融事件が次から次へと舞台に上がってくるので、読み応えとしてはEXITよりはこちらの不発弾の方があるかも? この数十年、いろんな金融ブローカーがいろんな場面で暗躍したのだろうけど、それを1人にまとめるとこんな感じになるこかなと。 EXITと構図は似ていて、古賀のいろいろな側面を描きながら、古賀に対する捜査の手が迫り、最後はEXITを先に読んでしまっていたので、自分で自分にネタバレしてしまった感じになってしまい、そこが少しもったいなかった。
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「Exit」を読む前に読むべきでした。「Exit」を読んだときにあった違和感が氷解しました。古賀遼という主人公にあまり感情移入できないが、80年代以降の金融制度が漫画を読むようによくわかる内容で「Exit」ともども勉強になりました。
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東芝の不正会計をモデルにしたフィクション小説。 最後の方は、東芝の話とはちょっと異なっているように記憶しているけど。 読み物として面白かった。
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