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金曜日の本屋さん 夏とサイダー ハルキ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2017/02/14 |
JAN | 9784758440714 |
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金曜日の本屋さん 夏とサイダー
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商品レビュー
3.8
51件のお客様レビュー
「何番目かの読書会」 復活させるために。 背中を押した罪悪感捕われ続けていても、それだけが全てではないのだから前に進むべきだろうな。 これだけ頑なに断り続けているのだから、卒業生に頼んでも難しいことに変わりなかっただろ。 「パンやのクニット」 勘違いを正すため。 読んだ時の状況...
「何番目かの読書会」 復活させるために。 背中を押した罪悪感捕われ続けていても、それだけが全てではないのだから前に進むべきだろうな。 これだけ頑なに断り続けているのだから、卒業生に頼んでも難しいことに変わりなかっただろ。 「パンやのクニット」 勘違いを正すため。 読んだ時の状況や受け止め方次第で、その本の内容は大きく変わるだろうし考え方も違うだろうな。 偶然だったのかもしれないが、心の中に嫌なモヤが広がるには十分な要素ではあっただろうな。 「夏は短し励めよ読書」 二度殺された仲間。 旅には危険が付き物とはいえ、ここまで大事になるようなものに巻き込まれるなんて思わないだろ。 誤った情報が流されなければなければ、偶然が招いた最悪な状況と悲観されていたのだろうな。 「君への扉」 止まってしまった。 何年も無理矢理蓋をし続けていた感情が溢れ出したら、今まで通りになんて上手く生きれないだろ。 茫然自失になったままではなく、しっかりと調べていったからこそ救われた命だったのかもな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
〈金曜日の読書会〉のもう一人の仲間ジンのことが明らかになりました。彼は海外のテロ組織につかまり、テロに屈しないという日本政府に見殺しにされたという…。 何年か前に実際にもあったテロリストが海外渡航者を誘拐してその国の政府に身代金を要求する事件。“自己責任”という言葉をよくききました。危険とわかっていて入国したのだからリスクを負うのは当然という風潮が漂っていました。 しかしジンは自分から入国したのではなく、日本政府の都合で真実を伏せられていたのです。詫びる当時の外務大臣の奥さんに対して、“どんなに人間に絶望しても、つらい目にあっても、それでもまた人間に歩み寄って、赦して、認めて、笑いかける”ジンだったから自分たちも赦せるといったシーンが印象的でした。 『夏ヘの扉』のように猫が登場し、希望の扉を開いていくようなラストも良かったです。 カバーのイラスト、それぞれの本の表紙がわかるところも良いです。
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今回はがっつり元金曜堂メンバーの過去話。一冊で過去と向き合い、進んでいく姿がみれた。 何となく前作で匂わせていた部分が明らかになりスッキリ。 しかし結構バードな内容で読んでて辛かった。
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