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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ブックマン社 |
発売年月日 | 2016/12/01 |
JAN | 9784893088734 |
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痛くない死に方
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痛くない死に方
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商品レビュー
4.4
21件のお客様レビュー
訪問医療を受けることは難しいと思っていた。母も家で看取れたら良かったと思う。それから点滴は痰や体の浮腫みを引き起こすものだと知った。人は枯れるように亡くなるのが自然の死に方とのこと。 家で看取るという事がもっと簡単にできるシステムが整うと良いと思う。
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病院より在宅での看取りのほうが ずっと苦しくなく死ねるなんて 知らなかった こういう先生がうちの近くで開業してくれていたらなぁ 酸素マスクはすごく苦しいこと (これは父がICUに入ったときに主治医から聞いたことがあった) 点滴では溺れるような感じだということ 末期ガンでも在宅で...
病院より在宅での看取りのほうが ずっと苦しくなく死ねるなんて 知らなかった こういう先生がうちの近くで開業してくれていたらなぁ 酸素マスクはすごく苦しいこと (これは父がICUに入ったときに主治医から聞いたことがあった) 点滴では溺れるような感じだということ 末期ガンでも在宅でモルヒネとかを使えば 笑顔も出るし歩けるようになるということ 痛いのと苦しいのを我慢し続けるのは嫌だ これ、最新刊でてるのかしら? 図書館で借りたので装丁はピンク1色でした 映画を見てみようと思う
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
つい先日までは、親を見送ることについて自分も周囲もあれこれ話し合っていたはずなのに、いつのまにか自分自身のまわりに同世代の訃報がちらほらと見え隠れするようになった。 考えてみれば、身内を年齢順に並べても、自分は上位1/3に楽々入るなぁ、と思ってみたりする。最早「死ぬこと」は人ごとではなく自分ごと、なのだ。 著者の長尾和宏氏は高齢者を主にみておられる訪問医療従事者。そしてリビングウィルを広めるための「尊厳死協会」理事を努めている。 死ぬのは誰にも訪れる平等な運命とはいえ、やはりそれが片道切符であり、誰もがその先を知らないということは、それだけで充分恐ろしい。 かてて加えてそこに辿り着くまでに尋常ではない苦しみや痛みがあるというのだから、そりゃ誰でもそんなこたぁ避けたいに決まってる。 で、今現在そのための解決法として「尊厳死」「平穏死」「安楽死」などというものがある。 でも、まず長尾氏が指摘するのはその言葉の日本と欧米での、また巷と医療関係者では概念が異なる、ということだ。 まず『尊厳死』 日本でこれはイコール自然死即ち平穏死ということになっていて、これに対する概念が『延命死』 しかし欧米では『延命死』に該当する医療行為が普通は行われないので、即ち対立概念の平穏死イコール自然死は「アタリマエ」であって特に呼び方はないのだそう。 ただし『尊厳ある死』という概念はあり、それはつまり本人の意思を尊重した形で満足のいく死に方を選んでもらう、ということなので、これが日本で言う『安楽死』に該当する。 ただし、医療行為としてそこに終末期医療に該当しないものが加わった時、これが欧米の『安楽死』となり、現在では日本では違法とされる。 …ってなわけですよ。 ただいずれの場合でも基本となるのは本人の意志。だからこそ「リビングウィル」が必要だと長尾氏は言うのですね。意志そのものを「本人が書いた形で」残しておくこと。これが対医療関係者の仕事をより明確にし、遺される家族の精神的負担を少しでも和らげることになる、らしいです。 ただこれって難しい。あくまでも本人が言い出さない限り、たとえ家族でも「書いといてね〜」とはやすやすと頼めないもんねぇ。 ま、そんなあれこれで方針が固まったとしましょう。でもやはり「痛み」は避けて通れない。さてそれをどうするか、というのが次の課題になります。 長尾氏が指摘するのは「医療用麻薬への誤解」これは決して悪いものではなく、よくありがちな「自然死」主義者が否定する要因は何もないことを知るべきだ、と。平穏死を迎えるのに鎮痛剤が要るのであれば、苦しんであらゆる医療行為を否定することはないのではないか、と。 そして痛みには身体からくるものだけでなく、心理的なもの、社会的なもの、そしてより包括的な「魂の痛み」とも言うべきものがあって、それらを鎮めるためにはより広い人間や社会との関わりが要るのだろう、と。 で、そのためにはもっと、自分自身で自分の「死」と向き合うことが必要ではないか、と諭されているような気がした次第。それは結局今まで生きてきたことをいろんな角度から見て妥協と納得と諦観を持つというとであり、なかなか時間もかかるし難しいことなのだろうなぁと思うけど。 本書は高橋伴明監督、主演:柄本佑、奥田瑛二で映画化されております。長尾氏自身がモデルとなって、若く失敗ばかりしていた頃を柄本佑、経験を積んで自分なりの方法論を持つようになった頃を奥田瑛二、そして奥田瑛二が柄本佑を指導するという設定で話が進む。なかなか見やすくまとめられておりました。 ちなみに尊厳死協会のHPはこちらです。 https://songenshi-kyokai.or.jp いちおー見とこ。
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