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十年後のこと

アンソロジー(著者), 暁方ミセイ(著者), 東浩紀(著者), 天久聖一(著者), 彩瀬まる(著者), 絲山秋子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2016/11/30
JAN 9784309025193

十年後のこと

¥550

商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

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2024/03/29

早助よう子 ポイント・カード 雪舟えま 渡りに月の船 がよかった P204。褒められたい欲求が人一倍強いのに、じっさいにはほんのちょっとの感謝の言葉で焼け切れそうになるらしく、耐えられないように話をそらしたり涙ぐんだりするのだった。そういうぎこちなさを目にするたび、彼の中心にある...

早助よう子 ポイント・カード 雪舟えま 渡りに月の船 がよかった P204。褒められたい欲求が人一倍強いのに、じっさいにはほんのちょっとの感謝の言葉で焼け切れそうになるらしく、耐えられないように話をそらしたり涙ぐんだりするのだった。そういうぎこちなさを目にするたび、彼の中心にある水晶のような輝きを眺めている気持ちになる。生きることにたいするういういしさを見るとき俺はその人を美しいと思う。

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2022/03/03

10年後のことを35人の作家さんたちが描くアンソロジー。 様々な日常がありました。ディストピアな薫りがするお話やダークな色のお話が好みでした、ぶれない。 海猫沢めろんさん、小山田浩子さん、早助よう子さん、日和聡子さん、森絵都さん、吉村萬壱さん。早助よう子さんは初めて読みましたが他...

10年後のことを35人の作家さんたちが描くアンソロジー。 様々な日常がありました。ディストピアな薫りがするお話やダークな色のお話が好みでした、ぶれない。 海猫沢めろんさん、小山田浩子さん、早助よう子さん、日和聡子さん、森絵都さん、吉村萬壱さん。早助よう子さんは初めて読みましたが他の作品も読みたくなりました。 中村文則さんはこの短さでもどうかしててさすがでした。中村という作家のジメッとしてる方。。 東欧情勢で平和的解決を祈る日々には、海猫沢めろんさんのお話のラスト一文が残りました。「とにかく、今日は殺さなかった。」 早助よう子さんのお話のラストの、母親の子どもへの呼びかけも凄かった。「ねえ、教えて。無希望の社会に生まれるって、どんな気持ちがするの。それって、どういう気分なの」(人は生まれ落ちるとポイントカードをもらい、人生の段階を踏み経験値が上がるとカードにポイントがたまっていく世界。とくにポイントを交換することはないようです) 玉石混交だけれど面白かったです。

Posted by ブクログ

2022/02/19

SFだったり、小市民のぼやきだったり、ファンタジーだったり、エッセイ風だったり 多種多様なジャンルの著者による、あらゆる「10年後」の話 山戸結希監督の「君を得る」が個人的にめっちゃ好きな雰囲気だった…。 映画はどれも拝見したことはないのですが…繊細な人なんだろうな…。 雪舟えま...

SFだったり、小市民のぼやきだったり、ファンタジーだったり、エッセイ風だったり 多種多様なジャンルの著者による、あらゆる「10年後」の話 山戸結希監督の「君を得る」が個人的にめっちゃ好きな雰囲気だった…。 映画はどれも拝見したことはないのですが…繊細な人なんだろうな…。 雪舟えま先生の「渡りに月の船」は、久々のみどたて短編 月に移住した世界線のみどたてですが、なんだかプラトニックにラブラブでこっぱずかしかったな…。そうそう、緑ってこんなに盾にデレデレだし、内心盾も緑にデロ甘なんですよ…。

Posted by ブクログ

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