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すみなれたからだで

窪美澄(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2016/10/17
JAN 9784309025070

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商品レビュー

3.4

42件のお客様レビュー

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2024/03/29

「父を山に棄てに行く」 生きていくために。 どれだけ人里離れて頻繁に会いに来れない場所だったとしても、平穏を手に入れるには必要なことだったのだろうな。 「インフルエンザの左岸から」 二人で見送った人。 管理しているお寺の言い分も分からなくはないが、それを知っているにも関わらず葬...

「父を山に棄てに行く」 生きていくために。 どれだけ人里離れて頻繁に会いに来れない場所だったとしても、平穏を手に入れるには必要なことだったのだろうな。 「インフルエンザの左岸から」 二人で見送った人。 管理しているお寺の言い分も分からなくはないが、それを知っているにも関わらず葬式に関与しないのはどうなのか。 「猫降る曇天」 届けたかった物資。 真実を話したところで子供が拒絶反応を示している限り、誰も信用してくれないだろうし不振者と通報されるだろう。 「すみなれたからだで」 失う物と得る物は。 年齢を重ねるに連れて若い頃のようにとはいかないだろうが、あまりにも何もないと寂しいと感じるかもしれない。 「バイタルサイン」 大胆な行動により。 明らかに慣れた様子で交わり合う二人を見た時の衝撃は、仕事に夢中になっていた事など忘れるほどの怒りだったろ。 「銀紙色のアンタレス」 好きになった相手。 話しかけなかったのではなく何と言えばいいか分からず、頑張って粧し込んでも反応が薄ければ悲しかっただろうな。 「朧月夜のスーヴェニア」 愛されていた記憶。 大切に育て許嫁を持つ娘が見知らぬ男となど知った瞬間に両親は絶望しただろうが、待つだけの身も辛かっただろう。 「猫と春」 一匹と一人と共に。 一緒に暮らしている理由もだけれど、ほとんど会わない生活をするぐらいなら厳しいとはいえ互いに独立すべきだろ。

Posted by ブクログ

2024/02/03

お盆でチビッ子フィーバーしてますw ってな事で、窪美澄の『すみなれたからだで』 . ・父を山に棄てに行く ・インフルエンザの左岸から ・猫降る曇天 ・すみなれたからだで ・バイタルサイン ・銀色紙のアンタレス ・朧月夜のスーヴェニア ・猫と春 の短編集。 . 窪さんらしい内...

お盆でチビッ子フィーバーしてますw ってな事で、窪美澄の『すみなれたからだで』 . ・父を山に棄てに行く ・インフルエンザの左岸から ・猫降る曇天 ・すみなれたからだで ・バイタルサイン ・銀色紙のアンタレス ・朧月夜のスーヴェニア ・猫と春 の短編集。 . 窪さんらしい内容(わしのイメージ)や真面目でシュールな内容と振り幅が広い作品が、ええ塩梅で並んでて気軽に読めるが、一気に読むと心のバランスが崩れていきそう(笑) バイタルサインが窪さんらしくて好きじゃなw 2017年33 冊目

Posted by ブクログ

2023/01/11

生と性がテーマだと感じた。 性欲は人間が生きて生きて行く過程では必ずや通過する本能であるものの、とかく影での存在となりがち。 しかし本書では大胆な描写がされ、これが文学?とも。図書館で読むのは場違いな感じを受けた。 ただ戦争時代の思い出が語られる「朧月夜のスーヴェニア」は、出征...

生と性がテーマだと感じた。 性欲は人間が生きて生きて行く過程では必ずや通過する本能であるものの、とかく影での存在となりがち。 しかし本書では大胆な描写がされ、これが文学?とも。図書館で読むのは場違いな感じを受けた。 ただ戦争時代の思い出が語られる「朧月夜のスーヴェニア」は、出征した許嫁を待つ女性と、彼女に近づく男性の物語は、実際にはよくあったことだと思う。 また幼なじみの男女の心の揺れを描く短編「銀紙色のアンタレス」が良かった。 それまでの性描写の激しさからヒヤヒヤしたが、最後は思春期の青年の淡い恋と切なさを感じることが出来た。

Posted by ブクログ

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