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日の鳥(2)

こうの史代【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本文芸社
発売年月日 2016/06/10
JAN 9784537261479

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2024/04/13

旅は2年8か月後の宮城県、使われなくなった山下駅のプラットホームから続く。そして3年後、なんと故郷・銚子が出てきてびっくりした。海鹿島(あしかじま)海岸の海水プールは、私の父母の世代には現役で使われていたらしい。再び旅は続き、東北再訪。まだ震災の爪痕が残る風景。少しずつ復興を遂げ...

旅は2年8か月後の宮城県、使われなくなった山下駅のプラットホームから続く。そして3年後、なんと故郷・銚子が出てきてびっくりした。海鹿島(あしかじま)海岸の海水プールは、私の父母の世代には現役で使われていたらしい。再び旅は続き、東北再訪。まだ震災の爪痕が残る風景。少しずつ復興を遂げる風景。彼(雄鶏)は未だ妻と会えない。本書の最後は東海村。続く特別書き下ろしの「小さな世界」は、擬人化で原子核の壊変を描く。原子炉が被災したこの震災の象徴でもある放射能の科学的な一面であるだけに、少し複雑な思いで読了。

Posted by ブクログ

2020/04/16

震災ではぐれた妻をさがす雄鶏の旅。2巻目でもまだ出会えない。 もしや妻って、ニワトリや鳥類じゃないんじゃないかと思ってきた。 無事に会えて欲しいんだけど、季節は過ぎる。

Posted by ブクログ

2019/03/09

「日の鳥(2)」こうの史代著、日本文芸社、2016.06.10 128p ¥972 C0993 (2019.03.05読了)(2019.03.02借入)(2014.07.01/3刷) 東日本大震災から8年が経とうとしています。ねんげつは経ちましたが、復興は思った以上に時間がかかっ...

「日の鳥(2)」こうの史代著、日本文芸社、2016.06.10 128p ¥972 C0993 (2019.03.05読了)(2019.03.02借入)(2014.07.01/3刷) 東日本大震災から8年が経とうとしています。ねんげつは経ちましたが、復興は思った以上に時間がかかっています。津波で流された建物やがれきを取り除いて建物を立て直すだけだったらもっと復興の実感が持てる状態になっているのでしょう。 津波に襲われた場所に再び家を建てるというのは、いつの日か再びまた同じような被害に遭う、ということが予想されるので対策を講じないといけません。 復興計画を立て、実施に移していったけど被災の範囲が広いので人手も、資材も不足して予定通り工事は進捗しませんでした。その間に被災者は待ちきれないというのと、高齢化が進んでゆく、ということがあって、防波堤の建設、土地のかさ上げや土地の整備が終了しつつありますが、前の土地に戻ってくる人は少数です。人が戻ってこなければ、商店を開こうというひとも二の足を踏むことになります。震災前の賑わいを取り戻せる日が来るとしても、かなり時間がかかりそうです。 この本は、「日の鳥」に引き続き、東北の被災地を訪れ、妻の雌鶏を探している雄鶏の旅行記です。訪れた土地の様子と、その日の食事内容が綴ってあります。 57頁に、元大槌町役場が掲載されています。脚注に「震災遺構として保存されようとしている」と書いてありますが、町長が変わり、方針が変わり、取り壊されました。(3月4日) 80頁に「盛駅」(JR大船渡線の終点・三陸鉄道南リアス線の始発・開発鉄道の貨物線も通っている)が掲載されています。鉄道をまたいでいる跨線橋からの絵のようです。 脚注に「右端のセメント工場へ向かう線路を、白い砂ばかりを積んだ長い列車が通り過ぎて行った。」と書いてあります。「白い砂」というのは、セメントの原料にするにする石灰岩です。どのぐらいに砕いてあるかは、実際に見たことがないので、今度見てみたいと思います。 81頁に大船渡のサン・アンドレス公園が掲載されています。脚注に「銀色に光る建設中の塔が見えた。おそらく津波からの避難用の建物なのだろう。」と書いてあります。 サン・アンドレス公園の展望塔は、津波前からあります。津波で被災して一部壊れたようですが、周りの工事が邪魔しなければ利用できるようです。避難用に作られたわけではなく、周りの景色を見るための展望塔です。 巻末に掲載されている「小さな世界」は、放射線の世界を描いたもので、よくまあまとめたものだ、感心してしまいます。 最後に「できれば三巻までついて来ていただきたい。」と書いてありますが、三巻はまだ出ていないようです。 【目次】 東日本大震災について 2年8ヶ月後の山元・多賀城・塩釜 2年11ヶ月後の山田・釜石 3年後の銚子 3年2ヶ月後の水戸・大洗・東海 3年4ヶ月後の相馬・南相馬・福島 3年6ヶ月後の花巻・大槌・釜石 3年9ヶ月後の石巻・女川 3年11ヶ月後の釜石・大船渡・陸前高田 4年後のいわき 4年2ヶ月後の亘理・東松島 4年2ヶ月後の仙台・名取 4年3ヶ月後の東海 特別描き下ろし「小さな世界」 ☆関連図書(既読) 「日の鳥」こうの史代著、日本文芸社、2014.05.01 「夕凪の街 桜の国」こうの史代著、双葉文庫、2008.04.20 「この世界の片隅に(上)」こうの史代著、双葉社、2008.02.12 「この世界の片隅に(中)」こうの史代著、双葉社、2008.08.11 「この世界の片隅に(下)」こうの史代著、双葉社、2009.04.28 「この世界の片隅に」こうの史代原作・蒔田陽平著、双葉文庫、2016.10.16 (2019年3月9日・記) (「BOOK」データベースより)amazon 「あの日」を境に妻は姿を消した―。彼女を探して、雄鶏の旅は続く。震災を生き延びた樹に、誰も住まぬ民家の窓に、復興に向かう工事現場に、懐かしい面影をただ求める。静かな筆致に優しいユーモアを添えてあなたに紡ぐ、物語。週刊漫画ゴラクの連載に描き下ろしページを加え、震災から5年の東日本の姿を穏やかにぼおるぺんで描く―

Posted by ブクログ

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