1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

春琴抄 角川文庫

谷崎潤一郎(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥396

¥220 定価より176円(44%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2016/06/17
JAN 9784044001292

春琴抄

¥220

商品レビュー

3.8

25件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/03/28

なかなか読みにくかったものの、なんとか読み切った。 すごい関係すぎて、美しいのか恐ろしいのか分からなくなってくる。勝手に「純愛物」というキラキラしたイメージを持っていたのが、全然違っていて驚き、しかし確かに純愛には違いないと納得もした。

Posted by ブクログ

2024/03/23

作品紹介とか他の人の感想でマゾヒズムについて触れられていたけど、マゾヒズムは加虐されること自体に喜びを感じることを指すと思っていたので、佐助がそうかと言われると違和感がある気がした。佐助は春琴に加虐されることも厭わないくらい春琴を愛していたけれど、加虐されること自体に喜びを見出し...

作品紹介とか他の人の感想でマゾヒズムについて触れられていたけど、マゾヒズムは加虐されること自体に喜びを感じることを指すと思っていたので、佐助がそうかと言われると違和感がある気がした。佐助は春琴に加虐されることも厭わないくらい春琴を愛していたけれど、加虐されること自体に喜びを見出していたわけではないような、、?相手のために自傷行為をすることはマゾヒズムに含まれるのか?そもそも佐助のそれは性的指向だったのか?そっちの方面には詳しくないのでわからないが、2人のそれは形はどうあれ確かに強烈な愛だったんだと思った。あと句読点があるべきところになく、読むのにかなり苦戦した。

Posted by ブクログ

2023/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大阪道修町の薬種商鵙屋の娘にして、盲目でありながら三味線などの芸事に天才的な才能を見せる春琴。 彼女の身の回りの世話一切を任され、お嬢様育ちで高慢な態度をとりがちな春琴の罵倒に耐えて仕える丁稚の佐助。 春琴の美しさよりも、佐助のマゾヒスティックなまでの献身を描いていると言える。 春琴が他人の不興を買い、顔に熱湯をかけられ、その火傷痕を見せたくないと言う春琴に対して、変わり果てた春琴を見たくないが、変わらずに仕えたいという思い故に自ら選んで盲目になる佐助の、その自分の目を針で突くシーンは、読んでいてゾワゾワする。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品