世界観はね、とても好き。 なので、その分とっても残念なのは「瀕死からの復活被り」が軽い印象になっていたのと、重要なキャラの千世が間男位置だってのと、志摩の見た目が女の子寄りすぎだったことだな。 なんか割りと最初から、櫨禅は志摩に過保護というかすでに寄ってる感じに溺愛だったし、だから逆になぜここで千世？って感じで、千世にとっても損だし良いとこ無しで可哀想なだけだし。。。 もっと違うタイプのイザコザの方が好みだったなぁと思いました。

★3.8 前作のスピンオフ。今回の主役・リスの神様志摩の一途な健気さがたまらなく可愛かった。それに比べてろぜんは往生際が悪い。志摩のこと特別に想ってるくせにクズグズしててまどろっこしいったら！それに、志摩が里に戻る時にまた危険な目に遭うところ、すんなり2人を逢わせてあげてほしかったな…二度も瀕死な目に遭う志摩が可哀想で気の毒だった；前作の主役葛と志摩が仲良くしてる様は可愛くて和んだ〜。

前作に引き続き、ゆるふわ。リスの神である志摩が可愛い。前作主人公の葛も最初から登場して可愛いが２倍。可愛いは正義。 前作を読んでいたので、櫨禅をめぐっての恋路に千世がからむのが切ない。ストーリー的にはそれ以外特に起伏もなく、志摩は可愛いけど、すでに可愛い枠には葛がいるので新鮮味はあまりなかった。千世でもだめだった櫨禅がどうして志摩を好きになったのかよくわからなかったけど、それもこの作品の味といえば味。 最後にちゃんとＨあり。同時に葛と新市の進展事情がわかって読者も驚愕。…まだ…なにもない…だと？（震え声） ほのぼのとした恋模様。この作家さんらしいお話で物足りなさはあるものの、シリーズの世界観は健在。次は千世の話かも？千世さま好きだし葛のその後も気になるので買い。