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法服の王国 小説裁判官(下) 岩波現代文庫 文芸274

黒木亮(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2016/01/18
JAN 9784006022747

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法服の王国 小説裁判官(下)

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商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2020/04/27

再読。読了後に参考文献一覧を見たら、検察講義案などの白表紙や過去の修習生団体が出した本など入手しづらいものまで挙がっていた。著者の本作にかける熱情の強さが表れているように思う。 下巻は、群像劇の趣が強くなった。退官後も権勢を維持する弓削、弓削の子飼でありながらエリートの矜持をつら...

再読。読了後に参考文献一覧を見たら、検察講義案などの白表紙や過去の修習生団体が出した本など入手しづらいものまで挙がっていた。著者の本作にかける熱情の強さが表れているように思う。 下巻は、群像劇の趣が強くなった。退官後も権勢を維持する弓削、弓削の子飼でありながらエリートの矜持をつらぬく津崎、誠実な裁判官としての信念を貫く村木、欲望のままに突き進む黒澤、などなど。 著者は出世を目論む女性裁判官の黒澤に悪役を押し付けているが、少々不当だと思う。黒澤には信念がないような描き方をしており、弓削のように悪役でも新年のある男性とは明らかに描かれ方が違う。著者のジェンダー感が古いのではないか。不健康な色気を振りまく黒澤に対し、正義漢である村木の妻は何度も何度も「健康的」と描写される。悪女と賢妻という対比は、フェミニズムでいう主婦・娼婦モデルの引き写しとなっており、男性が女性を分断する際の枠組みである。強い違和感を持った。 あと原発の話がむずかしくてよくわからなかった。それは仕方ない。 楽しい読書だった。

Posted by ブクログ

2018/10/14

裁判長交代 天を恐れよ 最高裁調査官 招かれざる被告人 平成の風 鳴り止まぬ拍手 エピローグ 著者:黒木亮(1957-、北海道秩父別町、小説家) 解説:梶村太市(法学)

Posted by ブクログ

2018/01/14

めちゃくちゃ面白かった。 戦後の裁判所及び判例の積み重ねの背景にはこんなことがあったのかと大変興味深く読みました。 私は弁護士をしているので有名判例が書かれた文脈や裁判官という仕事について興味深く読みましたが、法曹関係者以外には専門的すぎたり、そもそも興味持てない部分が多いのでは...

めちゃくちゃ面白かった。 戦後の裁判所及び判例の積み重ねの背景にはこんなことがあったのかと大変興味深く読みました。 私は弁護士をしているので有名判例が書かれた文脈や裁判官という仕事について興味深く読みましたが、法曹関係者以外には専門的すぎたり、そもそも興味持てない部分が多いのではないかと心配になりました。 すごい取材力と骨太のストーリー、2011年7月からという連載開始のタイミング、産経新聞にて連載というところもすごい。

Posted by ブクログ

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