ラジオが面白いとだいたいエッセイも面白いので読んだが期待通り。 捻くれてる部分あり、とっつきづらい部分ありだけど、そこがいい。 人間らしさが詰まっているなと思った。 仕事で出会った方の言葉等もあって、 "この世に存在する理由は二つある。一つは何かをしているから存在していいということ。もう一つは、生まれてきたら何の意味もなくこの世に存在していいということ。" "俯瞰で見ていると物事を楽しめない。" これらは妙に納得させられた。 ただ面白いだけじゃなくて、スッと腑に落ちる言葉があり、総じて良いエッセイだった。

4月に入り本来なら社会人2年目となっている筈でしたが、私は今休職しています。2ヶ月以上。 社会人大学に入学したはいいものの早くも中退しそうになっていたので、タイトルを見てすぐ読もうと決めました。 著者の捻くれ加減にクスッとなりつつも共感できるところが多く、よくこのむしゃくしゃを言語化できるな〜と思いました。 私も自分を俯瞰して見てしまうことが多く、「これをしている自分はダサいな…」と行動に移せないことが多くあります。 けどよく考えればそれも俯瞰したら「コイツなんでこんなプライド高いの？だれも見てないのに笑」と見れるよな、ともう雁字搦めになっていました。 自分に自信なんてないけど、社会に慣れるしか生きていく方法がないからもうちょっと頑張ってみようと思えました。 「ネガティブを潰すのはポジティブではない、没頭だ」 確かに、暇だと鬱が加速することに気がつきました。 私は鬱モードに入ると、何をすればいいかすらわからなくなってしまうので、自分の没頭できることリストを作りました。ありがとう若林さん（ ; ; ）

社会人になってから生きづらさを感じることが 増えた。 苦手な人ともうまく付き合わないといけないし 思っていないことも言わないといけない。 でも、そんな風に自分の自意識と主観と周りからの視線と戦っているのは自分だけじゃないって思える。 作者の若林さんだけではなくて、 これを読んでいる人との繋がりを感じた。