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幻の女 新訳版 ハヤカワ・ミステリ文庫

ウィリアム・アイリッシュ(著者), 黒原敏行(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2015/12/01
JAN 9784150705541

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幻の女 新訳版

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商品レビュー

4

81件のお客様レビュー

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2024/04/13

面白かった。 古典ミステリー?古いのは読みづらくて最初の状況把握までは時間が遅く感じたけど妻が殺害されて死刑執行日までカウントダウンされていく時にはもう物語にのめり込んでいた。 昔の親友を頼って幻の女を探してもらう 同時並行でキャロルにも動いてもらって情報収集するとき緊迫した雰囲...

面白かった。 古典ミステリー?古いのは読みづらくて最初の状況把握までは時間が遅く感じたけど妻が殺害されて死刑執行日までカウントダウンされていく時にはもう物語にのめり込んでいた。 昔の親友を頼って幻の女を探してもらう 同時並行でキャロルにも動いてもらって情報収集するとき緊迫した雰囲気が楽しめた。 なかなか情報収集が上手くいかずどうなるんだろうと思っていた矢先に急に真実を突きつけられて驚いた。 犯人探しなんてすっかり忘れていたので、そうかそういえばミステリーだから犯人がいるのだなとハッとした。 そこからの展開は早く、焦るように読了してしまった。 面白かった! 独特で詩的な文章最初はなれなかったけど、読み進めるうちにすんなり入ってきて違和感がない。 他の作品も読んでみたいと思った。

Posted by ブクログ

2024/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・あらすじ 妻殺しで捕まった男。アリバイを唯一証明できる消えてしまった幻の女を捜索する関係者。 ・感想 解説読むまでこの本がそんなに有名だったとは知らなかった。 サスペンスの詩人と言われてるようで確かに詩的な表現が多かった。 その詩的な表現と曖昧模糊とした状況、暗中模索な捜索が噛み合ってた気がする。 初めて読んだけど面白かった。 幻の女の正体と殺人犯の正体を探っていくけど殺人犯の方は予想つけやすいからすぐわかった。

Posted by ブクログ

2024/03/06

“夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。” 80年前に出版された古典ミステリーの新訳版。 無実の罪で死刑判決を受けた主人公の無実の証拠となる女を探していくのだが、章ごとに死刑までのカウントダウンになっておりハラハラしながら読んだ。 内容も面白かっ...

“夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。” 80年前に出版された古典ミステリーの新訳版。 無実の罪で死刑判決を受けた主人公の無実の証拠となる女を探していくのだが、章ごとに死刑までのカウントダウンになっておりハラハラしながら読んだ。 内容も面白かったのだが、詩的な文章がとくに好みだった。 お洒落な言い回しが随所にあるので、普段ミステリーを読まない方や文学好きも楽しめるのではないだろうか。 ちょうど読んだ時期が某漫画家さんの悲しい出来事があったあたりなので、作品に携わる人の原作者や名訳をした故稲葉明雄氏へのリスペクトが感じられたのも良かった。(あとがきでは新訳者の熱い思いが綴られている) 原作者の大切にしたいものをしっかりと護って送り出して欲しいと思う。 古い作品だがミステリー好きに是非おすすめの1冊。 こんな人におすすめ.ᐟ.ᐟ ・ミステリーが好きな人 ・どんでん返しが好きな人 ・詩的な文章が好きな人 ・サスペンスが好きな人

Posted by ブクログ

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