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輪廻転生 〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語 講談社現代新書

竹倉史人(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/09/01
JAN 9784062883337

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輪廻転生

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商品レビュー

3.4

8件のお客様レビュー

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2022/01/15

 「輪廻転生」というタイトル買い。  世界各地の「転生」の思想に関して、①再生型(自然信仰、血族への生まれ変わり) ②輪廻型(インド、仏教) ③リインカーネーション(スピリティスム)に分類してその例に関して解説がある。  自分は仏教(浄土真宗)の立場だが、②輪廻型の整理はとてもわ...

 「輪廻転生」というタイトル買い。  世界各地の「転生」の思想に関して、①再生型(自然信仰、血族への生まれ変わり) ②輪廻型(インド、仏教) ③リインカーネーション(スピリティスム)に分類してその例に関して解説がある。  自分は仏教(浄土真宗)の立場だが、②輪廻型の整理はとてもわかりやすかった。縁起、生まれ変わる主体はなにかの説明もなかなかいいなと感じたが、唯識やってる人がみたらどうなんだろうな。素人的にはいい表現だと感じた。  意外とキリスト教系の「転生」の受け止め方の変遷が面白かった。かつてのキリスト教が滅亡に向かった「後退」属性だったというのはびっくり。神に創造されたときが最高潮で後は下り坂・・・。そこからのスピ系での「霊性を高める」系の台頭。  個人的にはスピ系が苦手なのだがこれを読んで、スピ系にもそれなりの歴史というかベースになる者があるのだということを学んだ。『霊の書』というのを読んでみたいような読んでみたくないような。。。  前世の記憶を持った子供たちが世界に結構いるって話もあるのだが、そういうこともあるかもしれないなとは思うけれどだから自分の中に新たななにかは生まれないな。自分としては、子供が母親を選んでおなかの中に宿るなんていうのは耐えがたい話だ。これは誰得なのだ?もし虐待する親がいたとして、選んだ子の自己責任とかいうわけ?ちょっと理解出来ないところもある。でもこれは著者のせいではなくて、思想としてそういうものがあるという話。  最後の著者が自分の思いを「おわりに」で書かれている。自分は真宗の立場だからなにも言えないけど、この方がこういう気持ちで学問に向き合ってこられてこの本が出来たと言うことはすごいことだなと思う。人間って、すごいな。  「輪廻転生」をキーワードに、人類が生と死をどのように見てきたかという概論として非常に面白い。他で見ないジャンルだと思うので、宗教に興味のある方にはお薦め。難しく捉えないで面白く読める一冊。

Posted by ブクログ

2017/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイの人は輪廻転生を信じている。そのため彼らはタンブンを怠らない。タンブンをすることにより転生を優位にするためだ。

Posted by ブクログ

2017/07/14

・祖霊となったカミは、生前の居住地からさほど遠くない山中などにとどまり、子孫の繁栄を守護する存在ーつまり「ご先祖様」となるのです。これが日本の氏神信仰の基底にある観念だと柳田は指摘しています。 ・重要なことは、これは極楽浄土への往生を説く仏教的な死後観念とあまったく別種であるとい...

・祖霊となったカミは、生前の居住地からさほど遠くない山中などにとどまり、子孫の繁栄を守護する存在ーつまり「ご先祖様」となるのです。これが日本の氏神信仰の基底にある観念だと柳田は指摘しています。 ・重要なことは、これは極楽浄土への往生を説く仏教的な死後観念とあまったく別種であるという点です。浄土は別名十万億土とも呼ばれ、この世からは途方もなく遠く離れた場所にあります。となると、祖霊と言えども毎年ひょいひょい戻ってこられるような距離ではありませんから、正月やお盆にご先祖様を家に迎えることも不可能になります。こうした矛盾をはらんだまま、浄土思想は日本人の生活習俗のなかに新装していきました。 ・その結果、日本人の他界観念のなかに「ご先祖様は近くにいて年に数回戻ってくる」とする土着の他界観念と「死者の霊は遠く離れた浄土へ往生する」という浄土思想とが併存するようになりました。

Posted by ブクログ

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