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巨鯨の海 光文社文庫

伊東潤(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2015/09/01
JAN 9784334769741

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商品レビュー

3.9

23件のお客様レビュー

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2023/11/16

あの巨大な生き物に生身の人間が戦いを挑んでいたという歴史があること自体がすごい。 その事実だけで魅せられる。 そして当然物語としてもめちゃくちゃ面白い。 再読でも初見と同様の興奮。 私が著者の作品を読み漁るきっかけとなった一冊です。

Posted by ブクログ

2023/06/20

捕鯨を題材にした作品なので、鯨と人との勇壮な闘いが物語の中心なのだろうと勝手に思い込んで読み始めたのだが、視点が違っていた。 飢えて死ぬことが珍しくなかった時代に、鯨を捕ることで、地域全体が栄え、支え合って生きていける。集団で闘えば、集団みんなが生きていける。生きていくために強固...

捕鯨を題材にした作品なので、鯨と人との勇壮な闘いが物語の中心なのだろうと勝手に思い込んで読み始めたのだが、視点が違っていた。 飢えて死ぬことが珍しくなかった時代に、鯨を捕ることで、地域全体が栄え、支え合って生きていける。集団で闘えば、集団みんなが生きていける。生きていくために強固に結びつき、生きていくためには強固に結びつかなければならない。その閉じた社会を維持するための絶対的な掟の下で、闘って生活の糧を得るために、特殊技能を磨き上げていく。それが生きることの全て。 集団として生きる個。生きる手段が生きる目的だった。そこに訪れた時代の大きな転換。題材は捕鯨ではなかったのかもしれない。

Posted by ブクログ

2022/11/03

 『〝クジラ〟強調月間始めました!』7  第7回は、伊東潤さんの『巨鯨の海』です。  伊東潤さんは、時代小説を中心に書かれている方です。本書が初読でしたが、和歌山の太地で、江戸時代から独自の組織的捕鯨を行っていた人々と鯨の圧倒的な物語でした。  臨場感あふれる捕鯨場面の描写が素...

 『〝クジラ〟強調月間始めました!』7  第7回は、伊東潤さんの『巨鯨の海』です。  伊東潤さんは、時代小説を中心に書かれている方です。本書が初読でしたが、和歌山の太地で、江戸時代から独自の組織的捕鯨を行っていた人々と鯨の圧倒的な物語でした。  臨場感あふれる捕鯨場面の描写が素晴らしく、迫力と緊張感に溢れ、時・潮・風や鯨の動きを読みながらの漁は、鯨の情の豊かさや悲しい運命まで表現される秀逸さです。  専門用語や方言も多く登場しますが、丁寧な説明があり気になりません。また、太地の人々は、鯨を「夷(えびす)様」と呼び、古くから鯨に対して畏敬と感謝の念をもっています。更に、鯨と命懸けのやりとりをするため、太地の掟は厳しく、熱くヒリヒリした同胞意識も伝わってきます。  太地の古式捕鯨の栄華から終焉までを、壮大なドキュメンタリータッチの物語に仕立てた本書は、「凄い」の一言に尽きます。強烈な余韻が後を引く読後感でした。

Posted by ブクログ

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