1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

あのひとは蜘蛛を潰せない 新潮文庫

彩瀬まる(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥572

¥110 定価より462円(80%)おトク

獲得ポイント1P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/30(火)~5/5(日)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2015/08/29
JAN 9784101200514

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/30(火)~5/5(日)

あのひとは蜘蛛を潰せない

¥110

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

135件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/03/28

どんな時も「みっともない女になるな」という母の"正しさ"が呪縛のように付き纏う28歳実家暮らしの女性が 恋をして初めて母に抗って、だけど結局何が正しいのか分からなくて悩んだり、間違えたり、それでも日々を生きていく物語。 日常的で、生々しくて、それでいて根暗な内...

どんな時も「みっともない女になるな」という母の"正しさ"が呪縛のように付き纏う28歳実家暮らしの女性が 恋をして初めて母に抗って、だけど結局何が正しいのか分からなくて悩んだり、間違えたり、それでも日々を生きていく物語。 日常的で、生々しくて、それでいて根暗な内容だけど一応 恋愛もの。好きです。 自分の考えを上手く伝えられない、相手の事がよく分からない、当たり前な事の表現とか文章が秀逸ですんなりと頭に入ってくる作品

Posted by ブクログ

2024/03/15

蜘蛛は、「なんとなく嫌な状況」の象徴と捉えて読み進めた。潰すか逃がすか、そのまま放っておくか、人それぞれで面白い。

Posted by ブクログ

2024/03/03

昔帯に椎名林檎さんがコメントを寄せていて、気になってはいたが、最近ようやく手に取って読んだ。 読んで改めて考えたこと。「みっともない」とか「かわいそう」ってのは多分、力関係に基づいた感情だ。贈与は暴力になり得る。 「人の目がこわい」というのはそうした感情に絡め取られた結果であっ...

昔帯に椎名林檎さんがコメントを寄せていて、気になってはいたが、最近ようやく手に取って読んだ。 読んで改めて考えたこと。「みっともない」とか「かわいそう」ってのは多分、力関係に基づいた感情だ。贈与は暴力になり得る。 「人の目がこわい」というのはそうした感情に絡め取られた結果であって、自分は実感としてよく分かった。 身につまされる話が多くあり好きなのだが、彩瀬先生の「大人観」が出ている気がした。先生は周りの物事に依存せず自立することが大人になることであって、それを経て初めて他者とのパートナーシップを築き得るということなのかなと自分は読んだ。 子供と大人の間には時を重ねただけでは乗り越えられない段差があり、自分にとってしんどい「体験」を積んで行くしかないのかもしれない。 梨枝にとっては「自分を責める人たち」と向き合うことだったのだと思う。 蜘蛛を潰すことも外に逃がしもせず、目を逸らして生きてきたが、我が子と出会って自分も少しは成長したと感じていて、今この作品を読めたのは良かった。 若い頃に読んでいたらしばらく立ち直れなかったと思う。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品