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孤狼の血
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孤狼の血
¥550
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商品レビュー
4.2
164件のお客様レビュー
わしのは備後弁じゃけぇw ってな事で、柚月裕子の『虎狼の血』 ようやく読めた 久々に原作読んだ後に映画を観たくなる内容 広島の呉が舞台なんじゃろな。 大上さん(おおがみ→オオカミ)に掛けとるんじゃろなw 暴力団担当刑事で一匹狼の大上に刑事新米の日岡が部下として配属され...
わしのは備後弁じゃけぇw ってな事で、柚月裕子の『虎狼の血』 ようやく読めた 久々に原作読んだ後に映画を観たくなる内容 広島の呉が舞台なんじゃろな。 大上さん(おおがみ→オオカミ)に掛けとるんじゃろなw 暴力団担当刑事で一匹狼の大上に刑事新米の日岡が部下として配属され大上のヤクザとの関わりや警察官としてあるまじき捜査等を目の当たりにしていく日岡の心境はどうなるんか……。 大上さんがぶちクソカッコええんよ! セリフの広島弁と言うより呉弁になるんかな? 『のう、土井』 『おどれら、生かして帰さんど!』 『聞いたろう。尾谷の事務所へやれい』 『頭は中におってです』 『ちいと、待っといてつかいや』 『滋よい。わしの本気がどかなもんか、いまから見せちゃるけ』 『なにぼさっとしとるんじゃ。さっさとこんかい』 『そのやり方を、お前にもみっちり教え込んじゃる。わしについてこいや』 堪らんね!呉弁!他県の人が読むと意味が分からん所もあるじゃろなw こりゃ、映画も観んといかんわい! 続編の『凶犬の眼』を予約したんじゃけど126人待ちじゃ……。 2018年49冊目
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悪徳刑事のガミさん×やくざ。昭和のイメージのTHEやくざ小説という感じ。男くさくてこれを女性作家さんが書いたのかとびっくりさせられる。警察組織と暴力団の関係、ある意味阿吽の呼吸で成り立っているのかもしれない。
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しぶい。かっこいい。清濁併せ呑む大人の男の生き様よ。極道にも好かれる気質と手腕が描かれる。視点が部下の日岡で統一されているのも読みやすい。殺伐とした物語の癒しスポットがすべてを理解する女将の居酒屋というのも定石ながらに安心感がある。なによりも、各章の冒頭にある黒塗りの日誌が小説的...
しぶい。かっこいい。清濁併せ呑む大人の男の生き様よ。極道にも好かれる気質と手腕が描かれる。視点が部下の日岡で統一されているのも読みやすい。殺伐とした物語の癒しスポットがすべてを理解する女将の居酒屋というのも定石ながらに安心感がある。なによりも、各章の冒頭にある黒塗りの日誌が小説的なテクニックとして効果的であった。 非業な展開を見せる物語だが、その先には希望があった。どんどん読ませる著者の手腕もこれまた見事だった。監察官との対決の部分だけがしっくりこなかったけれど、十分に楽しませてくれる傑作でした。
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