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永遠平和のために

イマヌエル・カント(著者), 池内紀(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2015/06/26
JAN 9784087716313

永遠平和のために

¥385

商品レビュー

4.7

6件のお客様レビュー

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2022/07/06

書店の平積みで見かけ、ウクライナ情勢がある中で気になり購入。 原書自体、ボリュームが少なく読みやすくして出版されたものとのことだが、本書の前半は文中に出てくる象徴的なキーワードを抜粋し世界各地の写真とともに掲載。 カントが意図しない意味づけがされてしまう!という批判もありそうだが...

書店の平積みで見かけ、ウクライナ情勢がある中で気になり購入。 原書自体、ボリュームが少なく読みやすくして出版されたものとのことだが、本書の前半は文中に出てくる象徴的なキーワードを抜粋し世界各地の写真とともに掲載。 カントが意図しない意味づけがされてしまう!という批判もありそうだが、個人的にはとっつきやすくなる工夫は良いと感じました。 全体の後半は原書を翻訳した内容。 読みながら、1795年出版とは思えないほど現代に通じる、また解決できていない観点がほとんどを占めておりこの200年以上、人類が抱える問題は変わらないのだな‥と実感。文中にもあるように人類にとって敵意をむき出しにする状態が自然であって、平和は努力せねば成り立たないからこそなのだと理解しました。 国際的な活動や政治に全く関わっていない私ですが、平和であることが自然な状態ではないが、だからこそ平和になることが人類の義務であることは頭に入れておきたいです(世界と言わず、社会、世間、仲間内でも言える意識かもしれません)。

Posted by ブクログ

2022/03/07

かなり読みやすい。後書きにもあったが、編集と翻訳の二人の努力というか、思いが反映された明瞭な翻訳でした。ウクライナ侵攻にあてて。

Posted by ブクログ

2018/06/29

カントが生きていた時代はおびただしい数の戦争が起こっている.今ほど通信環境が整っていない時代だったと想像するが,それでも様々な情報を入手していたのだろう,第一章は取っ付きやすかったが,第二章はやや難解.解説で当時の状況が詳しく説明されているの非常に参考になった.気になった語句が多...

カントが生きていた時代はおびただしい数の戦争が起こっている.今ほど通信環境が整っていない時代だったと想像するが,それでも様々な情報を入手していたのだろう,第一章は取っ付きやすかったが,第二章はやや難解.解説で当時の状況が詳しく説明されているの非常に参考になった.気になった語句が多かったが,特に"厳密にいうと民主制は必然的に専制になる" は安倍政権の動きを見ると,的確な指摘だと感じた.

Posted by ブクログ

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