1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

評価と贈与の経済学 徳間文庫カレッジ

内田樹(著者), 岡田斗司夫FREEex(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥792

¥605 定価より187円(23%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2015/03/01
JAN 9784199070266

評価と贈与の経済学

¥605

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/03/21

二人とも好きな論客で、特に岡田斗司夫は考え方が面白くて良く動画で見るのだが、本著で文字を追うと、何だか斬新さを通り越して暴論。一般化不可能なテーゼが目立つように感じ、ややいい加減だなと思い、そのいい加減さも自覚しながら人を食ったような態度も含めて岡田斗司夫なんだな、と一人納得。 ...

二人とも好きな論客で、特に岡田斗司夫は考え方が面白くて良く動画で見るのだが、本著で文字を追うと、何だか斬新さを通り越して暴論。一般化不可能なテーゼが目立つように感じ、ややいい加減だなと思い、そのいい加減さも自覚しながら人を食ったような態度も含めて岡田斗司夫なんだな、と一人納得。 何がというと。フリックスという、ファンから金を巻き上げる投げ銭機構。家族の株式会社化、最短距離の異性との結婚のススメ、大学不要論、などなど。論拠も立脚点も明解だが、そこには選民思想があって、優秀な個体が為の発言を厭わぬ前提があるわけで、奇抜さや逆張り的なアイデアの面白さはあれど大衆受けせず、教祖様だな、と。 義務教育こそがプラットフォームなんじゃないか。で、同時代的なサブカルの完パケがあって均質化された世代間格差が生まれる。ロスジェネ論はある面では正しく、団塊世代やゆとり世代が馬鹿なのではなく、その中間に位置する世代。キャプテン翼やスラムダンクでスポーツをして、ドラゴンボールでタフさを学び、不良漫画でスクールカーストを生き抜いた世代が、人格形成に必要な若者文化における文化弱者世代を嘲っている。精神論が通じるのは、精神論に溢れた漫画やドラマに育てられたからだ。子供たちへのサブカルの影響は大きい。内田樹がマスメディアの必要性を述べていたが、サブカルの蛸壺化こそ、共通言語と文化の喪失を齎す一因のような気がする。

Posted by ブクログ

2015/05/26

内田樹と岡田斗司夫が対談してるなんて!と、衝動買いしてしまった!! そんなにうまくいくかなぁ〜と思いつつも明るい気分になれる、そんな対談でした。 私も人に与えられる人になろう。

Posted by ブクログ

2015/04/09

タイトルは堅いですが、対談形式の会話体ですし、マンガ、アニメ、映画、ロックなどのポップカルチャーなどの例が数多く引かれ、現代日本の身近な現実が語られていて、非常にわかりやすい、納得度の高い内容でした。 お金で価値が計られ、効率性が追求され、競争で勝敗が決して格差が拡大していく現代...

タイトルは堅いですが、対談形式の会話体ですし、マンガ、アニメ、映画、ロックなどのポップカルチャーなどの例が数多く引かれ、現代日本の身近な現実が語られていて、非常にわかりやすい、納得度の高い内容でした。 お金で価値が計られ、効率性が追求され、競争で勝敗が決して格差が拡大していく現代の資本主義のあり方には、そろそろ限界が来ているのではないか、金銭の交換以外の価値を見いだし、新しい共同体の形を見いだすしか未来はないのではないかという問題意識は非常に共感できますし、対談者の2人が示すその解決策として実践中のモデルもなるほど、と思えるものでした。 その思想を広め、それを実現するための多様なソリューションを見つけていくのは正直大変だと思いますが、僕自身もこの動きを意識して、これからの人生を考えていきたいと思いました。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品