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きみの脳はなぜ「愚かな選択」をしてしまうのか 意思決定の進化論

ダグラス・T.ケンリック(著者), ヴラダス・グリスケヴィシウス(著者), 熊谷淳子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/01/23
JAN 9784061567030

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商品レビュー

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2022/06/07

行動経済学で紹介される一見不合理な人間の心の動きは、進化心理学的には合理的であるという知見は新しい。得より損を嫌う心理は、生存を最優先してきた遺伝子としては当然。 1人の人間には7つの下位自己がある。自己防衛、病気回避、協力関係、地位、配偶者確保、配偶者保持、親族養育。それぞれの...

行動経済学で紹介される一見不合理な人間の心の動きは、進化心理学的には合理的であるという知見は新しい。得より損を嫌う心理は、生存を最優先してきた遺伝子としては当然。 1人の人間には7つの下位自己がある。自己防衛、病気回避、協力関係、地位、配偶者確保、配偶者保持、親族養育。それぞれの自己が別々の行動を示唆し、最も活性化していた自己の判断が最終判断とされる。 下位自己が討論するのは最近のアニメによくある場面( 蜘蛛ですがなにか 乙女ゲームの破滅フラグしかない 等)だが、学術的にも正しかったのか! 経済合理的な判断は自己防衛等の下位自己が示す判断であり、地位の下位自己や配偶者確保の下位自己による無謀な判断を回避するよう、自意識を制御することが肝要みたいである。 

Posted by ブクログ

2017/08/16

なんだろう、、内容的には大変面白いはずなのだが、なんか読みにくい、面白みがない。 「ギャンブラーの錯誤」「後知恵バイアス」など古典的命題も含め、世の中の合理的とは思えない選択を、生物としての進化の観点から考えるのだが、ひところ流行った竹内久美子の本格派版というか、「そうかもしれな...

なんだろう、、内容的には大変面白いはずなのだが、なんか読みにくい、面白みがない。 「ギャンブラーの錯誤」「後知恵バイアス」など古典的命題も含め、世の中の合理的とは思えない選択を、生物としての進化の観点から考えるのだが、ひところ流行った竹内久美子の本格派版というか、「そうかもしれないけどこじ付け感」「いちいち専門用語を使って言ってもらわんでも分かってる感」がにじみ出てくる。 啓蒙書ではなく、テーマごとに読み物としてまとめたほうが面白かったのではないか。 <バイアスの戦略的優位性> アメリカの離婚率は50%。だが86%が自分たちの結婚は永遠に続くと信じている。 つまり1000人いれば500人が離婚するがそのうちの360人は自信過剰だったことになる。この人たちは結婚という誤った選択をしたように見えるが、結婚は出産への強い前兆であるので、このバイアスがあるために、出産=子孫を残す可能性を高めたと言える。

Posted by ブクログ

2017/05/18

自分たちの選択の背景には祖先から脈々と受け継がれた性質があり、そしてその選択によって自分たちは愚かな選択をしてしまうことがあるよ、という話。 自分たちの選択は、進化上の目的を果たすために行われている。 同じ状況に対して、時と場合によって違う選択をしてしまうのはなぜだろう。 魔が...

自分たちの選択の背景には祖先から脈々と受け継がれた性質があり、そしてその選択によって自分たちは愚かな選択をしてしまうことがあるよ、という話。 自分たちの選択は、進化上の目的を果たすために行われている。 同じ状況に対して、時と場合によって違う選択をしてしまうのはなぜだろう。 魔が差したや、なんとなく、と言うのは簡単だがそうではない。 人間の自意識の中には、7つの下位意識が存在し、それが意思決定に対して重要なファクターとなっている。 自分の祖先が生き残る上でで必要だった考え方が本能に刻まれており、それが我々の選択に影響を与えている。 自分たちの行動の究極的な理由はそこに行き着くこととなる。 自己防衛 : 自己防衛が刺激されると、人は警戒深く物事を選択し、用心深くなる。 病気回避 : 病気になる可能性を察知すると、予防を考える。免疫の活性化や、その場から離れたりすることを促す。 協力関係 : 自分主体ではなく、他人主体で考える。家族や友達を思って動いたり。あるいは他人とうまくやっていくために。 地位 : 集団の中で地位を確立し、権力を持とうとするために。 配偶者獲得 :恋人候補に対して、自分が魅力的に映るように努力する。 配偶者保持 :自分の配偶者(あるいはその候補)との関係を脅かそうとするものに対して警戒する。そして、二人の関係が長期的に続くよう努力をする。 親族養育 : 子供を愛し、隣人を愛し、弱き者を助けようとする。 度々ファスト&スローのトピックについて言及されている。未読の方はそちらも読んだ方が良いだろう。 ファスト&スローを認知的バイアスについての本とするならば、本書はなぜその認知バイアスが起こるか、についての本だ。

Posted by ブクログ

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