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定本 百鬼夜行 陽
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定本 百鬼夜行 陽
¥385
在庫なし
商品レビュー
3.8
30件のお客様レビュー
「陰」は発売当時に読んでいて、今回鵼の碑を読んだ勢いで「陽」を読んだ。分かってはいたけどやっぱり「陽」だからと言って明るい話ではなかった笑 この短編集の中では断トツに「狂骨の夢」のスピンオフ「青鷺火」が切なくて美しくて好き。
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『鵼の碑』を読み終わったので再読。 百鬼夜行シリーズのスピンオフであるものの、主要キャラクターの登場は限られ(「目競」は除く)、蘊蓄も少ないので、著者の文章そのものをより味わえる。登場人物の心の裡をメインにつづられているので妖しく幻想的でありあがら、覗き見ているような後ろめたさも...
『鵼の碑』を読み終わったので再読。 百鬼夜行シリーズのスピンオフであるものの、主要キャラクターの登場は限られ(「目競」は除く)、蘊蓄も少ないので、著者の文章そのものをより味わえる。登場人物の心の裡をメインにつづられているので妖しく幻想的でありあがら、覗き見ているような後ろめたさも相まって、退廃的ですらある。 とはいえ、シリーズを読んでいる者としてはスピンオフとして楽しめた。シリーズを読み返すと、ちゃんと繋がっている記述に出くわしたりして、その確立した世界観に慄く。実はそういうパラレルワールドがあって、京極さんは行き来できちゃってるんじゃないかと思ってしまう。
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魍魎の匣、狂骨の夢、絡新婦の理、陰摩羅鬼の瑕、邪魅の雫、鵺の碑を彩る人々の心に、闇が、棲む という帯の説明通り。 鵺の碑に出てくる人の話は2つ。 この本を先に読んでたら 誰の話?ってなってたと思う。 最後の榎木津の話は興味深い。 人の記憶が見える。そんな榎木津の子供の頃...
魍魎の匣、狂骨の夢、絡新婦の理、陰摩羅鬼の瑕、邪魅の雫、鵺の碑を彩る人々の心に、闇が、棲む という帯の説明通り。 鵺の碑に出てくる人の話は2つ。 この本を先に読んでたら 誰の話?ってなってたと思う。 最後の榎木津の話は興味深い。 人の記憶が見える。そんな榎木津の子供の頃から探偵を始めるまでの話。
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