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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2014/10/01 |
JAN | 9784062779463 |
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峠うどん物語(上)
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峠うどん物語(上)
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商品レビュー
4
29件のお客様レビュー
大好きな重松さんの作品の中で未読だったため読んでみたのですが、やはり私は重松さんの作品が好きだなと改めて感じました。 2014年と約10年前の作品であったのには驚きました。あらすじなどは見ずに読み始めたのですが、ただのうどん屋の話ではなく斎場の真ん前にあるうどん屋の物語であると分...
大好きな重松さんの作品の中で未読だったため読んでみたのですが、やはり私は重松さんの作品が好きだなと改めて感じました。 2014年と約10年前の作品であったのには驚きました。あらすじなどは見ずに読み始めたのですが、ただのうどん屋の話ではなく斎場の真ん前にあるうどん屋の物語であると分かった時はかなり衝撃でした。 あまり見た事のない設定だったので不思議な感覚でしたが、自分にとってはこの作品を通して良い経験が出来たのではないかと感じました。 重松清にしか書けない人間の様々な感情がありました。 1つ難点あげるとすればこの本を読んでいる間は一生うどんが食べたくなること!!笑
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長寿庵という峠のうどん屋の真ん前に、市営斎場が建設された。衝撃的なオープニング。しかし、うどん屋は移転せずに、店名を替えて葬送と共に続けることを選択した。主人公で中学生の淑子の、祖父母が営むそのうどん屋を手伝う中で人生の終焉という現場の経験を積む。核家族という言葉が陳腐化された現...
長寿庵という峠のうどん屋の真ん前に、市営斎場が建設された。衝撃的なオープニング。しかし、うどん屋は移転せずに、店名を替えて葬送と共に続けることを選択した。主人公で中学生の淑子の、祖父母が営むそのうどん屋を手伝う中で人生の終焉という現場の経験を積む。核家族という言葉が陳腐化された現代では、死は遠いところ、目に触れないところにあるのだ。5章の連作短編という構成だが、それぞれにほろっと読ませるのは、さすが重松氏だ。
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重松さんの本を一度読んでみたい!と思って数年。 『峠うどん』というタイトルに惹かれ、この本が記念すべき重松さん初読。...どれだけ食いしん坊なんだ、私。 登場人物は皆明るく、話の語り口もソフト。 でも作者の伝えたいテーマはきっと「生と死」。 ドスンと心に響く。 私は今までの人...
重松さんの本を一度読んでみたい!と思って数年。 『峠うどん』というタイトルに惹かれ、この本が記念すべき重松さん初読。...どれだけ食いしん坊なんだ、私。 登場人物は皆明るく、話の語り口もソフト。 でも作者の伝えたいテーマはきっと「生と死」。 ドスンと心に響く。 私は今までの人生の中、敢えてこのテーマについて考えないように目を逸らしてきたように思う。永遠って言葉はないのに。もしかしたら現実逃避とも言えるかも。 でも自分も歳を重ね、子供たちも大きくなり、両親も年老いてきた今、しっかり向き合う時が来たのかもしれない。 このタイミングでこの本を読めたことに、感謝。 食いしん坊に感謝。(え?) いつでも「メメント・モリ」を心に。 そして下巻に続くー。もちろん読みますよ。
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