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西尾維新対談集 本題
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西尾維新対談集 本題
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商品レビュー
4
37件のお客様レビュー
荒川弘先生目当てで手に取った。 作家同士の対談、どのように物事を捉え考え作品に落とし込んでいるのか?それぞれの作家さんの思想、執筆するうえで意識していることなど非常に興味深い。人の考えてること知るの面白いよね。 天才だーこの人も天才!天才!天才!と思って好きな作家さんたちみてる...
荒川弘先生目当てで手に取った。 作家同士の対談、どのように物事を捉え考え作品に落とし込んでいるのか?それぞれの作家さんの思想、執筆するうえで意識していることなど非常に興味深い。人の考えてること知るの面白いよね。 天才だーこの人も天才!天才!天才!と思って好きな作家さんたちみてるけど、もちろん雲の上の存在な方々ばかりだなと思うけど、そこに到達するためにほとんどの作家さんはそれだけに熱意を注いで書き続けていたわけで……そんな、人よりもたくさん時間を割いてるその間に凡人はただただ日常を過ごし、凄い作品に触れて「すごいなぁー真似できねー」と思いながら自堕落な日々を送っているわけ……。 素晴らしいものを生み出せる人というのは、人生のほとんどをソレにかけていたから、そこに到達できた。スポーツ選手も作家も、医者とか弁護士とか頭いいねって言われてる人たちもそう。継続し続けること。でもそれができる人を「才能を持っている」で片付けてはいけないね。 けどじゃあいわゆる普通の生活とやらを捨てて、自分が目指すものそれだけに何もかもかけろと言われたら、なかなか難しい。大抵は出来ないから、やっぱり「自分にはそれだけしかない」と思いながら続けられる人は、天才であり、才能なんじゃないかなと思っちゃう。 羽海野チカさんとの「才能」について語る以外の対談もとても面白かったので、またこういう対談集出してくれないかな!
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読み応え抜群、活躍している人たちの言葉には、一つ一つに重みを感じざるを得ない。 西尾先生や辻村先生でも「作家」と名乗ることに抵抗があるとか、聞いて驚くエピソードもあった。 どれだけ大きな成功を収めてもそこにいるのは一人の人間であることに変わりない。 不安になることもあるし、...
読み応え抜群、活躍している人たちの言葉には、一つ一つに重みを感じざるを得ない。 西尾先生や辻村先生でも「作家」と名乗ることに抵抗があるとか、聞いて驚くエピソードもあった。 どれだけ大きな成功を収めてもそこにいるのは一人の人間であることに変わりない。 不安になることもあるし、ひどい目にあったり、うまくいかないことだってある。 天才って大変。 作家としてデビューするまでも大変だけど、その後も書き続けて作品を発表していくことはもっともっと大変なこと。 例外的な存在はいるとして、天才だからって別の人間になれるわけではないのだと感じた。 小説を書くことだって、そうしていくことでしか生きていけなかったからと語る西尾先生の胸中は、私には想像もし得ないものだけど、今までより少しだけ「天才作家陣」たちのことが身近に感じることができた一冊。
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※このレビューにはネタバレを含みます
西尾維新と5人の創作活動をする方々の、創作活動へのスタンスや世界に関する見方を覗き見れる素敵な対談集。 特に羽海野チカさんとの対談で語っていた「才能」のお話が興味深かったです。私はもう簡単に「才能があって羨ましい」なんて言えなくなっちゃいました(笑) 第一線で活躍している、それこそ”世界を創り出す”人々の創作活動への姿勢は趣味で文字を書く者としてもとても勉強になりました。 テンポの良い対談で読みやすいのもよかったです、創作活動をする人にも、しない人にも、ぜひ読んでほしい1冊。
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