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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2014/08/20 |
JAN | 9784022512048 |
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荒神
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荒神
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商品レビュー
3.8
195件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
元禄時代。山間の村が何者かに襲われ、一夜にして壊滅してしまう。熊か?山犬か? そしてついに姿を現した怪物。怪物の正体は?どうして現れた?人間達は倒す事ができるのか!? 何者かに村が襲われる所から物語が始まり、やがて正体を現した怪物。刀や鉄砲で応戦する人間達。その緊迫感にドキドキ。 現代ではなくその時代だからこその面白さという気もします。 SF映画に出てくるかのような怪物の姿を大いに想像を膨らませ読みました。 もちろん、ただ怪物が暴れるだけでなくそこに絡み合う隣同士の藩の因縁だったり、悲しい運命を背負った兄妹の事だったり読みごたえありました。 おそらく初めて時代小説を読みました。 敬遠してましたが、また読んでみようかな。
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荒神 単行本 – 2014/8/20 宮部みゆき氏の時代小説。 朝日新聞2013年3月14日~2014年4月30日に連載された。 舞台は東北地方。 江戸幕府5代将軍徳川綱吉の時代。 他のレビュワーの指摘にあるように東日本大震災をきっかけとして 舞台を東北に設定。怪物つちみかどさまもあの津波、地震、原子力発電所事故で 混乱した私たちを隠喩していたという指摘は確かにそうなのだろう。 本作品はそういった背景も踏まえて読むと大変深い内容となってくる。 もちろんそのような要素抜きに十分に楽しめる。 ある種のオーソドックスなRPG感はある。 人間ばかり襲う怪物つちみかどさまが生まれた背景。 戦国の世から泰平の世に生まれ落ちた背景。 ただ少々登場人物が多い印象はある。 限界ギリギリという感じではある。 もう少し人物を減らして感情移入出来るようなストーリーがあればとも思えた。 まあ、怪物退治の話なので、ある種の王道、意外感はないのは やむを得ないか。 読者の宮部みゆきへの期待値が高かったのもあるかもしれない。 菊池圓秀が旅から戻った後に描き上げた絵を厳重に隠し封印というのは ちょっとかわいそう。後世誰もこの絵(つちみかど)を見たものがいないってのはねえ。 しかも絵を描き上げた後にすぐ圓秀死んでしまっているし。 結局間者じゃなかったし。
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