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赤絵そうめん とびきり屋見立て帖 文春文庫

山本兼一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/06/10
JAN 9784167901172

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商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2021/09/07

幕末の京都で道具屋〈とびきり屋〉を営む真之介・ゆず夫婦が目利きと機転で様々な困難を乗り越えるシリーズ第三作。 今回は赤絵の巻。 食欲のない孫のため、孫が好きな赤絵の鉢でそうめんを食べさせたいと願う大店の隠居。 五十鉢もの万暦赤絵買付を巡っての横槍と駆け引きの顛末。 泣き唐子の夢...

幕末の京都で道具屋〈とびきり屋〉を営む真之介・ゆず夫婦が目利きと機転で様々な困難を乗り越えるシリーズ第三作。 今回は赤絵の巻。 食欲のない孫のため、孫が好きな赤絵の鉢でそうめんを食べさせたいと願う大店の隠居。 五十鉢もの万暦赤絵買付を巡っての横槍と駆け引きの顛末。 泣き唐子の夢から始まる、赤絵の鉢が繋ぐ不思議な商い話。 など、六話。 いまだゆずに未練を抱く若宗匠の意外な一面を知る一方で、相変わらずの嫌がらせもある。 しかし今回もゆずのアイデアで乗り切る。これで若宗匠も一応の区切りは付いただろうか。 ゆずの父で真之介の元主人、老舗道具屋の店主・善右衛門もやっと商人としての真之介を認めてくれたようだ。 作家の山本さんの道具に関する知識の広さ深さに感心する。道具屋はこれだけの見識知識に加えて目利きや商売上の駆け引きも出来なければやっていけない。大変な商いだ。 道具そのものには値段はない。買う人、売る人、値付けをする人の評価で変わっていく。 だからこそやろうと思えば悪どいことはいくらでも出来る。 しかし真之介・ゆず夫婦は『きれいな商売』を心掛けているし何より道具に対する愛や敬う心があるのが良い。道具も大切に扱っている。 同様に彼らは店の人間たちにも茶道を教えたり任せられるところはやらせたり、大事にしている。 私には道具の善し悪しは分からないし目利きなんて全く出来ない。壬生浪の芹沢以下だ。 しかし道具で和ませたり気持ちを伝えたり、それが相手に伝わるのは良いなと思った。 今回も坂本龍馬に桂小五郎、近藤勇など幕末の有名人たちが次々出て来る。最後に芹沢の暴走があり今日の町がますます物騒になって心配になる。

Posted by ブクログ

2021/07/30

「道具屋」という商売を通してその時代に生きていた人の価値観が垣間見えた。 たかが道具されど道具。 政治的な要素も絡んでいるせいか、今以上に品物の目利きが求められていたように感じる。 店として良いものを揃えるのはもちろん、取り扱う店主の心持ちがいかに大切かが印象深かった。

Posted by ブクログ

2018/07/13

ゆずと真之介の夫婦愛に心がホッとするこのシリーズ。 今回は、赤絵を巡って夫婦が奮闘する連作6篇。 それにしても、次から次へと披歴される茶器や掛け軸など、著者の骨董に対する造詣の深さに圧倒されながら、ただ読み進むばかりだった。 著者の急逝により、このシリーズもあと一冊を残すのみだと...

ゆずと真之介の夫婦愛に心がホッとするこのシリーズ。 今回は、赤絵を巡って夫婦が奮闘する連作6篇。 それにしても、次から次へと披歴される茶器や掛け軸など、著者の骨董に対する造詣の深さに圧倒されながら、ただ読み進むばかりだった。 著者の急逝により、このシリーズもあと一冊を残すのみだというのは、重ね重ねも残念・・・

Posted by ブクログ

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