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木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(上)
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木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(上)
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商品レビュー
4.1
43件のお客様レビュー
力作。クソ面白い。 木村政彦というトンデモな人が存在したのを初めて知った。 彼の生涯をなぞった柔道の歴史書。
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登場人物のほとんどを知らなかったし柔道の歴史に興味を持ったことすらなかったが、それでもおもしろい。下巻に続く終わりの盛り上げかたもすぐに続きを読みたくなる。この時代の人たちが皆、ここに出てくる人物たちほどではないにしろ、いまよりは圧倒的に芯の太い人間は多かったことだろう。
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木村政彦という武道家を軸に、 戦前戦後の格闘技とその歴史をひもとく。 内容たっぷりすぎて消化できない、読み応えありすぎ。 柔道史観そのものを根底から覆された。 フリーメイソンが興行支援に大きく関わっているのも驚いた。とにかく力道山という人間には読んでいて怒りさえわいた。 ...
木村政彦という武道家を軸に、 戦前戦後の格闘技とその歴史をひもとく。 内容たっぷりすぎて消化できない、読み応えありすぎ。 柔道史観そのものを根底から覆された。 フリーメイソンが興行支援に大きく関わっているのも驚いた。とにかく力道山という人間には読んでいて怒りさえわいた。 現代では、命を懸けるという言葉があまりも軽薄に使われている気がする。 試合前日に、短刀を腹に刺し、「よし、俺は負けたら死ねる」と自分の覚悟を確認したという描写がある。 今ならたかが試合一つで死ぬなんてバカバカしい…と嘲られるだろう。でも一つ一つ心血注いでがむしゃらに生きる時代を、少し羨ましくも思う。 やはり五輪書は格闘技を「道」とする者たちの永遠のバイブル、ということも確認するにいたった。
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