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ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい

クリスティンバーネット【著】, 永峯涼【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/02/01
JAN 9784041106624

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商品レビュー

4.5

34件のお客様レビュー

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2022/02/04

9歳で大学に入学しいつかわノーベル賞受賞も夢ではない少年はアスペルガー症候群。2歳で10度の自閉症と判断され一生喋ることもできないだろうと言われた両親。クリスティンとマイケル。クリスティンは保育所を自宅でしている保育士。マイケルはスーパーに勤める普通の労働者階級。 自閉症は幼い時...

9歳で大学に入学しいつかわノーベル賞受賞も夢ではない少年はアスペルガー症候群。2歳で10度の自閉症と判断され一生喋ることもできないだろうと言われた両親。クリスティンとマイケル。クリスティンは保育所を自宅でしている保育士。マイケルはスーパーに勤める普通の労働者階級。 自閉症は幼い時にどれだけ刺激を与え、導くかでその後が変わると言われていた。ありとあらゆる療法士のフォローを受けたが、進展はほとんどなし。 母親クリスティンは保育所が終わったあと、自閉症児障害児などを集めて無料のキンダーガーデン風のクラス「リトル・ライト」を開設。何もできないと匙を投げられた我が子を連れてくる親がたくさんやってきたが彼女は誰も断らないで受け入れた。 できないことにフォーカスするのではなくその子供が大好きなこと、気持ちのいいことにフォーカスし、伸び伸びとその才能を伸ばすことこそ自閉症児には必要なのではないか?と考えたからだ。 夫マイケルも力になる。 大不況にあって職を失ってしまっても、二人は頑張った。2番目の子供にも障害が見つかる。 この伝記は母親の立場から描かれたものだ。 だから本人が発したあの「東田直樹さんの自閉症の僕が跳びはねる理由」とは反対の描かれ方ではあるが、この両親の深い考察と愛情から自閉症児の息子に対するアプローチがそれまでの定説にはなかったことばかり。 アメリカと日本では国から受けることができる援助もかなり違うはずだ。決して、安直に離れない現状が日本にはあるが、一読してみると新しい考えが増えるのではないでしょうか?

Posted by ブクログ

2020/07/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自閉症を抱え生まれた我が子が天才数学者になるまでの様子を母親の視点から描かれた奮闘記。 難産の末生まれた我が子が、普通の子供のようにコミュニケーションをとれず、読み書きを諦めた方がいいと告げられたときの落胆は相当なものだと思う。それでも、母親の勘のようなもので、息子の秘められた才能を見出し、周りに反対されようとその才能をそれを伸ばそうとした。その信じる力がすごいと思った。確かにジェイコブ本人の能力は別格なものなのだろうけど、この母親がいてこそ開花できたのだと思う。あそこで学校を辞めず通常の教育を無理に受けさせていたら、才能を隠したままずっと障害児として生きることになってしまっていたと思う。 そう考えると、個々の長所を発掘し、そこを伸ばしてあげる教育の必要性を感じた。 また、ジェイコブの母の本当のすごさは、ジェイコブの自閉症のみならず、2人目の息子の重い障害、自身の病気、夫の解雇による生活難…様々な難題が降りかかる展開の中、それでも子供への愛情と仕事の夢を決して捨てず乗り越えたバイタリティだと思う。普通はこんなに頑張れない。

Posted by ブクログ

2020/03/15

恥ずかしいところではあるが、自閉症の子ども・人間について正面から扱った本を読んだのはこれが初めてかもしれない。 母親である著者は、息子が2歳の時に自閉症と分かる。 それは1990年代の終わり、20年以上前のアメリカでは、まだ自閉症についての理解や考え方が現在ほど進んでいなかったこ...

恥ずかしいところではあるが、自閉症の子ども・人間について正面から扱った本を読んだのはこれが初めてかもしれない。 母親である著者は、息子が2歳の時に自閉症と分かる。 それは1990年代の終わり、20年以上前のアメリカでは、まだ自閉症についての理解や考え方が現在ほど進んでいなかったころ。今でこそ、新聞やメディアでよく取り上げられるようになったけれど、当時の社会状況はより厳しいものであったと思う。そんな中で、母親の取ったアプローチ、献身、乗り越えてきた数々の試練が、本人の筆で書かれている。2013年発行のこの本を書くこと自体も、彼女の強い意志と有機なくしては実現しなかっただろうと思う。 彼女が大事にしていたことは、自分らしくいられる場所、自分らしくいられる時間を子どもに作るということ。彼女の母親から学び得てきたこの養育アプローチは、自閉症の息子本の中で述べていることは、息子ジェイクを育てることのみならず、他の兄弟や、運営する保育園や慈善事業実施においても実践されており、軸となっている。才能に期待するのではなく、自分のやりたいことに打ち込む時間を確保することにより、その子どもの特出した才能を伸ばすのみならず、その機会を与えるという行為を通してその子の生きる世界との距離を縮め、人間同士の関係を築き、共に分かり合うためのプロセスになる。それを著者とその息子の経験が物語っている。

Posted by ブクログ

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