1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

戦争という見世物 日清戦争祝捷大会潜入記 叢書・知を究める2

木下直之【著】

定価 ¥3,080

¥1,815 定価より1,265円(41%)おトク

獲得ポイント16P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミネルヴァ書房
発売年月日 2013/11/14
JAN 9784623067879

戦争という見世物

¥1,815

商品レビュー

3

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2016/09/04

日清戦争中、上野で挙行された祝捷会場の様子 著者は「見世物研究の第一人者」ということで、このイベントを通じて、まだ貧しく発展途上の東京の姿がディティールも含めて詳しく書かれる。 会場で提供された弁当が、冬とはいえ冷蔵庫がない時代に一昨日焚いた飯とはね… (さすがに不評だったそうで...

日清戦争中、上野で挙行された祝捷会場の様子 著者は「見世物研究の第一人者」ということで、このイベントを通じて、まだ貧しく発展途上の東京の姿がディティールも含めて詳しく書かれる。 会場で提供された弁当が、冬とはいえ冷蔵庫がない時代に一昨日焚いた飯とはね… (さすがに不評だったそうです) 話題のテーマが ・見世物というイベント ・東京の都市文化 ・戦争そのもの と内容が飛びがちで、まとまりに欠ける感じもした。 図書館蔵書

Posted by ブクログ

2014/07/24

日清戦争に勝利し、日本中が沸いた明治二七年一二月九日。上野公園不忍池付近で開催された、「日清戦争戦捷祝賀大会」にタイムスリップ。清国軍艦撃沈の劇、大きな凱旋門……その祝賀大会の様子を史実に沿い、日本の見世物研究の第一人者が生き生きと活写する。

Posted by ブクログ

2014/04/03

日清戦争という、国民皆兵の国家建設を進める日本が最初に経験した対外戦争が、いかに国民の心をひとつにしたか、敵国人を蔑み笑ったか、そしてメディアがいかに煽ったか。さらに、いかにそれをさっぱりと忘れてしまったか。「見世物」の専門家である著者が、タイムスリップして明治の街を歩き、いかに...

日清戦争という、国民皆兵の国家建設を進める日本が最初に経験した対外戦争が、いかに国民の心をひとつにしたか、敵国人を蔑み笑ったか、そしてメディアがいかに煽ったか。さらに、いかにそれをさっぱりと忘れてしまったか。「見世物」の専門家である著者が、タイムスリップして明治の街を歩き、いかに人々が戦争に沸き上がっていたかを描く。 タイムスリップしてインタビューしたりするぐらいなので、書き方は柔らかく、人々の様子もメデタイというか。 国がいかに国民を煽ろうとするか、メディアはその片棒を担ぐのか、そして国民もその気になりやすいか。100年ほどたっただけで、僕らはすっかり変わったような気になっているが、近隣の国はもしかしたらこんな状態にあるのかもしれない。我が国だって、国民は情報を掴んでいる気になっているが、ほとんどは一次情報ではないし、いわゆる「祭り」は作られているかもしれない。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品