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レイク・クローバー
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レイク・クローバー
¥220
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商品レビュー
3.7
26件のお客様レビュー
コロナウイルスが猛威をふるっている現在、身につまされるものがあってフィクションとは思えないほどに切迫感があった。 虫を感染源として病気が広まっていく様は怖くってどうなっていくんだろうと肝を冷やすことしきり。はっきりとした解明はないままに後半は失速したのがとても残念。
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経済制裁を受けているミャンマーの僻地レイク・クローバで、米国企業が密かにガス田探査を行っていた。その探査チームの1人が、寄生虫に感染。発症から死に至るまで数時間。しかも、死の直前には他の人に噛みつき、多量の出血を伴う。 CDC(米国疾病予防管理センター)の研究者が、原因究明と感染...
経済制裁を受けているミャンマーの僻地レイク・クローバで、米国企業が密かにガス田探査を行っていた。その探査チームの1人が、寄生虫に感染。発症から死に至るまで数時間。しかも、死の直前には他の人に噛みつき、多量の出血を伴う。 CDC(米国疾病予防管理センター)の研究者が、原因究明と感染封じ込めに現地に入りするが、ガス田探査が公にできないことからその後の支援は全くない。 時を同じくして、米国の原子力潜水艦では、ミャンマーへCIA職員を密かに送り、再び回収するという極秘任務を行った。そこでも寄生虫感染が発生し…。 ハラハラ、ドキドキ。505ページもの分厚さも、あっという間に読了。 パンデミックものにつきものの、対処法を突き止めるまでには至らないので、ちょっと物足りなさは残る。
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お寿司が食べられなくなるかも!? 人間を喰らい尽くす新種の寄生虫の恐怖。発見された場所がミャンマーということもあり、様々な政治的思惑が重なって事態はますます深刻化する。楡周平久々の国際謀略小説。展開もスピーディーで引き込まれる。ちょっとした伏線があるが、そのつながり具合が良い。...
お寿司が食べられなくなるかも!? 人間を喰らい尽くす新種の寄生虫の恐怖。発見された場所がミャンマーということもあり、様々な政治的思惑が重なって事態はますます深刻化する。楡周平久々の国際謀略小説。展開もスピーディーで引き込まれる。ちょっとした伏線があるが、そのつながり具合が良い。まだまだこの世には未知の寄生虫が数多く存在することが文中で繰り返されるので落としどころとして分からなくもないが、最後がいささか尻つぼみなのが残念。 個人的には「Cの福音」から読み始めてシリーズ読破しているので、氏の経済小説よりはこういう作品をもっと書いてもらいたいな、と思う。
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