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荘子(外篇) ちくま学芸文庫

福永光司, 興膳宏【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2013/08/09
JAN 9784480095411

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荘子(外篇)

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2014/11/23

世に「老荘思想」といい、老子の無為自然の思想を継いだものとして語られるところですが、その実、老子の政治思想をそぎ落として個々人のおのずから然る、ジネン本来の姿に迫ったもののようでもあります。 政治を避けて個人のありようを追求する様はのちの竹林の七賢、あるいは処世に優れた知識人の...

世に「老荘思想」といい、老子の無為自然の思想を継いだものとして語られるところですが、その実、老子の政治思想をそぎ落として個々人のおのずから然る、ジネン本来の姿に迫ったもののようでもあります。 政治を避けて個人のありようを追求する様はのちの竹林の七賢、あるいは処世に優れた知識人の姿を思わせます。 ○夏・殷・周の三代以来、世の人々はみな外的な事物のために自分の本性を取り違えている。庶民はわが身を自分の利益のために犠牲にし、士人はわが身を名誉のために犠牲にし、重臣はわが身を一族のために犠牲にし、帝王はわが身を天下のために犠牲にした。これらの人々は、役目も異なり、名目もとりどりだが、自己の本性を損ないわが身を犠牲にしている点では、けっきょく同じなのだ。(駢拇篇第八) ○いったい人は自分で経験したことは知っているが、未経験なことは知らない。また自分の能力の及ぶことは処理できるが、能力の及ばないことには手が出せない。このような無知と無力は、もちろん人間の免れがたい限界だ。その免れがたい限界を免れようとあくせくしているのは、何とも情けないことじゃないか。至上のことばはことばを絶し、至高の行為は行為を絶する。人知で理解できる知識をすべてとするなら、知識なんて底の浅いものだ。(知北遊篇第二十二)

Posted by ブクログ

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