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李陵 山月記 文春文庫

中島敦【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2013/07/10
JAN 9784167838676

李陵 山月記

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商品レビュー

4.3

5件のお客様レビュー

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2023/10/29

中島敦の小説6編と中島淳伝。 名前は知っていたが、もっと早く読んでいたら、昔の中国文化に興味を持てたかもしれない。 山月記は何かで知っていたが、改めて格調高い文体に触れれて嬉しい。 弟子は、孔子の弟子の子路の話。著者の家が儒家であったとのこと。 李陵は、漢の武帝の頃の武将と...

中島敦の小説6編と中島淳伝。 名前は知っていたが、もっと早く読んでいたら、昔の中国文化に興味を持てたかもしれない。 山月記は何かで知っていたが、改めて格調高い文体に触れれて嬉しい。 弟子は、孔子の弟子の子路の話。著者の家が儒家であったとのこと。 李陵は、漢の武帝の頃の武将と司馬遷の話。 悟浄出世は、沙悟浄の三蔵法師に会うまでの求道の遍歴。様々な思想がパロディっぽくまとめられていて驚く。 悟浄歎異は、悟空をはじめとした人物の観察。

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2023/07/02

文章が美しい 山月記がこの短さなのも素敵 こんなに短いのに生きることの葛藤が誰にでも共感できるように書かれている 染まりきってしまえば楽なのに、染まりきることを恐れてる。飼い慣らされたくないと思うときが私にもある。 ある程度できる状態になってから人に見せたい(できなくて下手な...

文章が美しい 山月記がこの短さなのも素敵 こんなに短いのに生きることの葛藤が誰にでも共感できるように書かれている 染まりきってしまえば楽なのに、染まりきることを恐れてる。飼い慣らされたくないと思うときが私にもある。 ある程度できる状態になってから人に見せたい(できなくて下手なところを見られたくない)傾向がある人は誰でも、心に虎を飼っている!ふとらせたら、私もいつか虎になってしまうかもしれない。

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2022/07/19

万城目学が中島敦の『悟浄出世』をよんで、『悟浄出立』を書いたと述べていたので、どんな作品か気になったため読んだ。 これは悟浄が我とは何か知るために、あらゆる賢者を訪ねるストーリーなのだが、悟浄はどの賢者の言葉も納得がいかない。 私は賢者の言葉に納得するものがあったのだが、悟浄に...

万城目学が中島敦の『悟浄出世』をよんで、『悟浄出立』を書いたと述べていたので、どんな作品か気になったため読んだ。 これは悟浄が我とは何か知るために、あらゆる賢者を訪ねるストーリーなのだが、悟浄はどの賢者の言葉も納得がいかない。 私は賢者の言葉に納得するものがあったのだが、悟浄にはピンと来なかったようだ。 悟浄はあらゆる賢者の言葉を聞き、心の琴線に触れるものがあったが、最後の最後まで明確な答えは出せていない。 生きていく限り、悩みは続くのだろう。

Posted by ブクログ

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