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憑き物
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憑き物
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商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
観察者(ウォッチャー)シリーズらしい。 3冊目? 植物写真家の猫田さんと観察者、鳶山さんが岩手の寒村で、鳥取の山村で、奄美大島の村で事件に遭遇する。 猫田さんが巻き込まれ、鳶山さんが謎を解く。 過疎化した山村の薄暗い森の中、廃墟というロケーションに心を躍らせ、イズナサマやユタの神...
観察者(ウォッチャー)シリーズらしい。 3冊目? 植物写真家の猫田さんと観察者、鳶山さんが岩手の寒村で、鳥取の山村で、奄美大島の村で事件に遭遇する。 猫田さんが巻き込まれ、鳶山さんが謎を解く。 過疎化した山村の薄暗い森の中、廃墟というロケーションに心を躍らせ、イズナサマやユタの神儀にドキドキ。 なのだけど、なんだろ。イマイチ盛り上がりに欠ける。暴かれた真相が後味のよくないっていうのもあるのかな。 うーん。もっと面白くできたんじゃ?という気持ちが拭えない。 共感できる登場人物が不在なのかな。この世界に入りこめなかった。 それこそ鵺を相手にしているよう。
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出版直後に本屋で見かけたのに前作の『物の怪』と勘違いして「うん、これは読んだ」とスルーしてしまっていた。 妖怪というものを、理解不能な現象を体験した者に、とりあえずの説明として納得させ不安を取り除くための装置と考えると、真相がこれだけエグいのも頷ける。
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観察者鳶山&自然写真家猫田シリーズ、短篇集。 来春に新作発刊との鳥飼氏の発言が嬉しくて読み返す。 狭い集落の民族宗教などは「今どき・・・」と思えなくもないですが、怪奇ともとれる現象と鳶山氏の自然科学視点からの説明は楽しく胸のすく思いで読めました。
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