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日本SF短篇50(Ⅱ) 日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー 1973-1982 ハヤカワ文庫JA

日本SF作家クラブ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2013/04/11
JAN 9784150311100

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商品レビュー

3.6

13件のお客様レビュー

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2023/07/14

この巻の年代は日本のSFが盛んになりはじめた頃のようです。同時に個人的には「どうも合わない」感じがして一部の作家を除いて国産SFから離れていった時期でもありました。なので知ってる作品がほとんどなく許容範囲が広がってる今は楽しめました。と同時にやっぱり「合わない」感じも少し残ってま...

この巻の年代は日本のSFが盛んになりはじめた頃のようです。同時に個人的には「どうも合わない」感じがして一部の作家を除いて国産SFから離れていった時期でもありました。なので知ってる作品がほとんどなく許容範囲が広がってる今は楽しめました。と同時にやっぱり「合わない」感じも少し残ってます。 ■簡単なメモ [▽]1973 『メシメリ街道』山野浩一(恋人の家に行こうとした男は渡ることのできないメシメリ街道に遮られている) [△]1974 『名残の雪』眉村卓(タイムスリップと新撰組とパラレルワールド) [△]1975 『折紙宇宙船の伝説』矢野徹(村じゅうの男の慰み物になっている美しい狂女お仙とその息子の正体は?) 1976 『ゴルディアスの結び目』小松左京(オカルト現象のエネルギーはどこからくるのか? 新たな宇宙観? 新たなエネルギー源?) [△]1977 『大正三年十一月十六日』横田順彌(押川春浪の走馬燈『スローターハウス5』ふう。) [○]1978 『ねこひきのオルオラネ』夢枕獏(クリスマスイブにオルオラネじいさんがねこをひく。本を持ってます。) [△]1979 『妖精が舞う』神林長平(敵機かどうか不明の機体を撃墜した零は裁判中地上勤務となった。敵は海賊シリーズは全部持ってますが、雪風シリーズは未読でした。) [△]1980 『百光年ハネムーン』梶尾真治(ヤポニウムにより寿命延長とエネルギー問題を解決した酷薄な経営者五堂は一族の若者により百光年先の惑星への旅に誘われた。シニカルな話になるのかなと思ってたら・・・。エマノンシリーズは全部読んでますが他の作品は数冊程度。) [△]1981 『ネプチューン』新井素子(汚染された海、海中のタイムトンネル、やってきた女性ネプチューンはどうやら元々人間ではなかったようだ。) [△]1982 『アルザスの天使猫』大原まり子(心優しき天使猫スノウ・マンと追跡者。)

Posted by ブクログ

2022/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

眉村卓「名残の雪」が素晴らしかった。歴史改変ものは楽しい。「百光年ハネムーン」もなかなか。それ以外はハマらなかった。 山野浩一「メシメリ街道」★★★☆☆ - 世にも奇妙な物語風のなんじゃこの世界はって言う、設定勝負系。突然現れた大きな道路を渡りたいけど、横断歩道がない。誰に聞いても教えてもらえず、「世界全体がなんか変」なやつ。 眉村卓「名残の雪」★★★★★ - タイムスリップものであり、ある種の歴史改変もの。顔や体に刀傷があった守衛の伊藤さんが亡くなった。伊藤さんは手記の名目でタイムスリップSFのような文章を遺していた。が、どうやらそれは本物、つまり伊藤さんはタイムスリップし、江戸時代から帰ってきていたらしい、という話。 - 伊藤さんはかつて昭和と呼ばれた別世界から江戸時代へ行き、その後また現代(しかし昭和ではない)に帰ってきていた。終盤にその手記を読む僕が住む世界は別の世界線だったことがわかる。 - タイムトラベルものはどうしてもパラレルワールドにしておかないと矛盾が生じるけど、パラレルワールドは一種の夢オチというか、なんでもありになってしまって、読者はガッカリしがち。そこをガッカリさせず、叙述トリック的ではあるけど、どんでん返しに使った巧みなプロット。 矢野徹「折り紙宇宙船の伝説」★★☆☆☆ - 作り話だとしても、障がい者をレイプするという設定が自分的には苦手。なんか話として完結しないで終わっちゃった感があったが、実際この短篇が後に長篇化されたとのことで。 小松左京「ゴルディアスの結び目」★★★☆☆ - エグめ怪奇SF的な感じ。頭の中に入って秘密を探る、というようなインセプションのような設定は面白いけど、グロ強め。 - 伊藤浩司:サイコ・デテクティヴ。 - クビチェック博士:アフドゥーム病院の院長 - ユーイン医師:アフドゥーム病院の医師 - マリア・K:18歳の少女。牙と角が生えている。過去に性被害を受けている。 横田順彌「大正三年十一月十六日」★★☆☆☆ - 死ぬ直前の走馬灯を文章にしたような感じ。場面がコロコロ変わり、人生を振り返る。実在の作家を主人公にしているようなので、ほれを知っていればもっとたの 夢枕獏「ねこひきのオルオラネ」★☆☆☆☆ - 猫で楽器のように演奏するライトファンタジー。 神林長平「妖精が舞う」★★☆☆☆ - 宇宙戦闘機ものシリーズ「雪風」の第一作(のちに長編化)らしく、かっこいい雰囲気なのだが、途中で飽きてしまった。 - 深井零中尉は味方を撃墜した罪でジャム人と戦うフェアリィ星の地球防衛軍への送られた。 - ジェイムズ・ブッカー少佐 梶尾真治「百光年ハネムーン」★★★★☆ - いい話。ヤポニウムという歴史的大発見をした五堂老人は事業で財を成し、ヤポニウムを応用した人工臓器で100歳を超えている。技術を独占する性悪じじいだが、その玄孫が五堂を百光年先の惑星旅行へ連れ出し、そこで数十年ぶりに妻と再会させ、昔の心を取り戻させるロマンス系SF。百光年先へワープし、そこから地球を覗くことで100年前の結婚式を見れるというやつ。 - 1980年の作品ということで、アイデアはクラシックだけど、おもしろかった。 新井素子「ネプチューン」★☆☆☆☆ - 海に浮かんでいた裸の女性を救出したら、人魚だった。ロマンス系。つまらないのでスキップ。 大原まり子「アルザスの天使猫」★☆☆☆☆ - 微グロファンタジー系でスキップ

Posted by ブクログ

2019/11/03

日本SF短編50(日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー) 著作者:山本浩一 タイムライン https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

Posted by ブクログ

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