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桜ほうさら

宮部みゆき【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2013/02/27
JAN 9784569810133

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商品レビュー

3.9

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2023/12/03

父の汚名をそそぐための長屋暮らし。笙之介を取り巻く人々は、あたたかい。 「きたきた捕物帖」には、富勘やら、富勘長屋の住人やら、 貸本屋の村田屋やら、武部先生やらが登場する。 彼らは、もともと、「桜ほうさら」の登場人物たちで、 彼らのことは、かろうじて覚えていたのだが、 彼らが...

父の汚名をそそぐための長屋暮らし。笙之介を取り巻く人々は、あたたかい。 「きたきた捕物帖」には、富勘やら、富勘長屋の住人やら、 貸本屋の村田屋やら、武部先生やらが登場する。 彼らは、もともと、「桜ほうさら」の登場人物たちで、 彼らのことは、かろうじて覚えていたのだが、 彼らが「きたきた」の中で「笙さん」と懐かしむ、 肝心かなめの主人公は、一体どうしちゃったのだろうと、 その結末がおぼろげになっている。 「桜ほうさら」を読んでから大分たっているので、 仕方ないっちゃ、そうなんだけど。 ま、この記憶力の低下を嘆かず、喜ぼう。 お気に入りの作品を、何度でも読み返し、その都度、楽しめるのだから。 で、読み返してみた。 この作家さんの作品に登場する人物たちは、 特に、時代小説の登場人物は、実に魅力的、というのは、 これまでさんざん書いてきた。 それは、人々が、生き生きと、溌剌と動き回り、 豊かな表情や、息遣いが、すぐ隣にあるように感じるからだろう。 そして、江戸の町の空気、風、喧騒までが迫ってくる。 また、「九分方まで死んで」おり、「八分方の死人」、 「五分方の死人」など、この作家さん特有の、 言い回しが相変わらず面白い。 主人公の笙さんは、武士にしては、何だか頼りなげ。 それだからこそか、周りの人々がくっきりと、鮮やかに浮き立つ。 (いや、決して、主人公のキャラが弱いなんて、ことではない。 周りとのバランスが、いい塩梅、なのだ) 今度の「きたきた」にも、いつか、笙さんと和香が登場しないだろうか…。

Posted by ブクログ

2023/09/19

切れ味が・・・なまったというよりも、 少し休ませたかったのかしら・・・という感じ。 結構な長編だけど、半分になりそう。 2014年のNHKドラマは見てないけど、 古橋笙之介に玉木宏って、どうなんだろう。 ちょっキリッとしすぎじゃないかな。 笙之介が住んでいた富勘長屋の部屋に 『...

切れ味が・・・なまったというよりも、 少し休ませたかったのかしら・・・という感じ。 結構な長編だけど、半分になりそう。 2014年のNHKドラマは見てないけど、 古橋笙之介に玉木宏って、どうなんだろう。 ちょっキリッとしすぎじゃないかな。 笙之介が住んでいた富勘長屋の部屋に 『きたきた捕物帖』の北一くんが住んでいるらしい。 次は、北一くんに会いに行こうと思う。 書き足し。和田屋の起こし絵のくだり。 「人は目でものを見る。見たものを留めるのは心だ。 人が生きるということは、 目で見たものを心に留めてゆくことの積み重ねであり、心もそれによって育っていく。 心が、ものを見ることに長けてゆく。 目はモノを見るだけだが、心は見てものを解釈する。 その解釈が、時には目で見るものと食い違うことだって出てくるのだ」

Posted by ブクログ

2023/04/30

分からないことに直面したときには焦ってはいけない。分からぬものを強いて分かろうと、いきなり魚を捌くようにしてしまえば、分からなかったものの本体がどこかへ逃げ去ってしまう。故に、分からぬものに遭遇したら、魚をいけすで飼うようにそれを泳がせ、よくよく見つめることが正しい理解へ至る大切...

分からないことに直面したときには焦ってはいけない。分からぬものを強いて分かろうと、いきなり魚を捌くようにしてしまえば、分からなかったものの本体がどこかへ逃げ去ってしまう。故に、分からぬものに遭遇したら、魚をいけすで飼うようにそれを泳がせ、よくよく見つめることが正しい理解へ至る大切な道筋だ、か。 自分は焦り過ぎているのかな、笙之介を見習わなければ。

Posted by ブクログ

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