「法シリーズ」の最新作。 近年の政治情勢や、3.11の震災に関連付けながら、心の持ち方について解りやすく語る本です。 大川先生の書籍全般に言えることですが、悩みの時に読むとどこかに答えが書いてあることが多くあります。 震災で心が折れてはならないという”一喝”、諸外国に対する毅然とした態度など、自由自在・融通無碍でとても魅力的な説法であると思います。 お釈迦様やヘルメス様もこのような説法をしてきたのでしょうか、 未来において、大川先生の説法が世界中に広まり、皆正しき心を目指して生きる世の中が到来することを願ってやみません。

2013年4月21日読了。「幸福の科学」総裁の大川隆法氏による、2012年刊行の本。未来を変えるには、人はどう生きればよいのか？について著者の経験・観点・哲学から語る。多くの信者をひきつける巨大宗教のトップだけあり、（自分で書いているのかどうかは分からないが）「人の心をとらえるためには、どうすればよいか？」を熟知している人なのだなーと感じさせる語り口。とてもいいことを言っているのだけれど、「国際社会に向けて英語で発信する私」「それを可能にした幸福の科学という宗教組織の偉大さ、遠大な計画」を強調するのがやや鼻につく。まあ、アクの強さで人に影響を与える人間と言うのは、宗教の教祖であれビジネススクールの創始者であれおおむね似たようなパーソナリティ・行動哲学を持つものなのかな？

「成功学」の入門書として、そしてすべての人が、明るく生きていける「未来を創る力」を持つことができる、輝かしい書籍です。 「あなたの心の中に眠っている無限の力に目覚めなさい」と、厳しくも優しく語りかけてくださる仏の愛を感じることができます。 「強い心を発見すれば未来が変わる」、そう信じることができたそのときから、未来は変わり始めているのです。