- 書籍
- 書籍
空白を満たしなさい
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
空白を満たしなさい
¥385
在庫なし
商品レビュー
3.8
190件のお客様レビュー
分厚い小説でしたが、続きが気になって時間をかけて読み終わりました。自殺した人が生き返った話ですが、どうして自分は自殺してしまったのか、自殺しなければ良かった、もっと生きたい。と願うところに心打たれました。私も、辛い時期があったので徹夫に同情することも多々あり、、分人という言葉も出...
分厚い小説でしたが、続きが気になって時間をかけて読み終わりました。自殺した人が生き返った話ですが、どうして自分は自殺してしまったのか、自殺しなければ良かった、もっと生きたい。と願うところに心打たれました。私も、辛い時期があったので徹夫に同情することも多々あり、、分人という言葉も出てきますが、そこの考えを受け止めるのにはなかなかの時間がいるんじゃないかとおもいます。人生は1度きり。遺される人のことも考えて大事に過ごしていきたいなと改めて思わされる話でした
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【分人としてとらえ直す】 自分の知らない間に死んでいて、3年後に「復生」した主人公の土屋徹生が、自分の死んだ経緯を、物理的、そして、心理的に解明していく。 死への不安、生への行き過ぎた執着の危うさなど、これ生々しい感情を描きながら、リアルなテーマが扱われている。 自己への期待、自己との関係性、、、自分である以上、客観的に考察することは不可能だからこそ、つい見誤ってしまう自己像。 分人という視点は学生のときに習った気がするけれど、ここで書かれていたものだったのかー、と今知る。 完璧主義を克服するうえでも素晴らしい考え方。 そうやって、いい人間になれる人間関係、場所、コトなどを、増やしていくという発想で、自分の好きに気付いたり、自分の好きを大切に生きられる気がする。 完璧に充実した人生を送ろうと必死になることは、人生を不幸にするんだなーと。 楽しみがある人生。 うまく行かない自分がいることが当たり前。 そんな自分の人生にがっかりなんかしてられない。 好きな自分は、自分で増やせる✨
Posted by
平野啓一郎 『空白を満たしなさい』 著者が情熱大陸じゃったか何かTVで特集してたんで借りてみた本。 内容忘れたがシュールな余韻の印象。 記憶喪失の話じゃったかな? 2014年読破
Posted by