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古典基礎語の世界 源氏物語のもののあはれ 角川ソフィア文庫

大野晋【編著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川学芸出版/角川グループパブリッシング
発売年月日 2012/08/25
JAN 9784044071035

古典基礎語の世界

¥550

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2015/05/09

大野晋先生の切り口は面白い。 「もののあはれ」、「ものさびし」、「ものいひ」などの「もの」の付く古語の意味を正確につかむために、「もの」という言葉にスポットをあてて突き詰めていく。 現代では、「もの」と言われれば、「物体」としての「もの」くらいしか思い浮かばない。 しかしながら考...

大野晋先生の切り口は面白い。 「もののあはれ」、「ものさびし」、「ものいひ」などの「もの」の付く古語の意味を正確につかむために、「もの」という言葉にスポットをあてて突き詰めていく。 現代では、「もの」と言われれば、「物体」としての「もの」くらいしか思い浮かばない。 しかしながら考えてみると現代でも、「物思い」など、「もの」が付く言葉がある。この「物思い」の「もの」は、決して物体としての「もの」ではない。 この「もの」という言葉を題材として、源氏物語での用例を読み解きながら、古語の「もの」という言葉の意味を解明していく。 大変面白く読ませていただき、ためになった。

Posted by ブクログ

2013/03/27

現代語訳をしていると、生徒に聞かれることがある。 「先生、この“もの”はどういう意味ですか❓」 すみません。 私はいつも逃げてました。 今回、読んだことで、いかに深い言葉かわかりました。 ただ、これを生徒に教えるかと言われれば難しい。 興味があったら自分で読みなさいの世界だな。

Posted by ブクログ

2012/12/10

接頭語の「もの」を冠した言葉を、源氏物語から用例を拾って意味を詳述した本。 以前読んだ大野さんの本でも、「もの」は「動かしがたい事実」という意味合いを含んでいることが指摘されていた。 本書もその基本認識上にある。 「ものあはれ」「もののあはれ」「ものうし」「ものがたり」など、...

接頭語の「もの」を冠した言葉を、源氏物語から用例を拾って意味を詳述した本。 以前読んだ大野さんの本でも、「もの」は「動かしがたい事実」という意味合いを含んでいることが指摘されていた。 本書もその基本認識上にある。 「ものあはれ」「もののあはれ」「ものうし」「ものがたり」など、よく使われる語の解釈も面白かったが・・・ 普段あまり馴染みのない「ものの姫君」(世間の決まりどおりのお姫様)、「もののくさはひ」(重大な事件を引き起こしそうな種)なんていう言葉にも出会えて、楽しい。

Posted by ブクログ

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