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パンセ抄 パスカル

ブレーズパスカル【著】, 鹿島茂【編訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 飛鳥新社
発売年月日 2012/06/25
JAN 9784864101776

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パンセ抄 パスカル

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2016/01/11

『パンセ』は、晩年のブレーズ・パスカルが書き綴った断片的なノートを、パスカルの死後に遺族と関係者が編纂して1670年に刊行したもの。全訳は中公文庫版で644頁の大部であるが、本書はその前半から抜粋・翻訳された抄本である。尚、パンセとは、フランス語で「思想」の意である。 パスカルは...

『パンセ』は、晩年のブレーズ・パスカルが書き綴った断片的なノートを、パスカルの死後に遺族と関係者が編纂して1670年に刊行したもの。全訳は中公文庫版で644頁の大部であるが、本書はその前半から抜粋・翻訳された抄本である。尚、パンセとは、フランス語で「思想」の意である。 パスカルは、思想家であると同時に科学者であり、気圧の単位・ヘクトパスカルにその名を残しているが、パスカルが生きた中世ヨーロッパでは、科学が著しく進歩し、人間の理性こそ万能だという思想が急速に広まっていたが、そうした思想に危うさを感じたパスカルは、日々自分の考えをノートに書き留めていたのだという。 『パンセ』には、「人間は考える葦である」(断章347)、「クレオパトラの鼻。それがもう少し低かったら、地球の表面はすっかり変わっていただろう」(断章162)などの有名な箴言があるが、その他にも優れたものが少なくない。 断章253「二つの行き過ぎ。理性を排除すること、理性しか認めないこと」 断章267「理性の最後の行動は、理性を超えるものが無限に存在するのを認めることである。理性はそのことを知るところまで行かないかぎり、じつに弱いものである」 断章301「なぜ人は多数派に従うのか?多数派がより正しいからなのか?否、より強力だからである。なぜ人は昔からある法律や昔からの考えに従うのか?それが最も健全であるからなのか?否、それらがそれぞれ一つしかなく、多様性の根をわたしたちから引き抜いてくれるからである」 断章346「考えることが人間の偉大さをつくる」 断章397「人間の偉大さというのは、人間が自らを惨めだと知っている点において非常に大きい。一本の樹木は自分が惨めだということを知らない。したがって、惨めだと知ることは惨めになることだが、自分が惨めだと知ることは偉大になるということなのである」 300年以上を経た今でも、心に留めたいフレーズが溢れている。 (2014年6月了)

Posted by ブクログ

2013/07/24

「人間は考える葦である。」「クレオパトラの鼻。それがもう少し低かったら、地球の表面(歴史)はすっかり変わっていただろう。」など、名フレーズを遺したパスカル。ちなみに、気圧の単位は「ヘクトパスカル」だが、このパスカルだ。 帯には、「パスカル、叡智の呟き」と書かれているが、驚くほど感...

「人間は考える葦である。」「クレオパトラの鼻。それがもう少し低かったら、地球の表面(歴史)はすっかり変わっていただろう。」など、名フレーズを遺したパスカル。ちなみに、気圧の単位は「ヘクトパスカル」だが、このパスカルだ。 帯には、「パスカル、叡智の呟き」と書かれているが、驚くほど感動するものがない。共感できるものも少ない。向き不向きがあるのだろうが、まさかここまでとは思わなかった。

Posted by ブクログ

2012/11/25

一度は読んでみたいと思っていて、これは簡単そうなバージョンだったため、購入。すぐ読み終えられた。 感想 特別にすっごいこと言っているかと言えば、そんな気もせず。でも、読んだ人みんな気になる部分は出てくるのかなと。個人的には、気晴らしの話しが気になった。 カバーに書いてあるパスカル...

一度は読んでみたいと思っていて、これは簡単そうなバージョンだったため、購入。すぐ読み終えられた。 感想 特別にすっごいこと言っているかと言えば、そんな気もせず。でも、読んだ人みんな気になる部分は出てくるのかなと。個人的には、気晴らしの話しが気になった。 カバーに書いてあるパスカルの経歴をみるに、このパンセよりも、別の数学?の仕事のほうが、相当偉大なのじゃないかと思ったり。数学詳しくないのでよくわからないが。。偉大な数学?の仕事があるからこそ、パンセは読まれてきたのかなあとか妄想したり。

Posted by ブクログ

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