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股間若衆
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股間若衆
¥770
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商品レビュー
3.5
23件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現代社会においては逆に規制が厳しいと思われる「猥褻」という概念を裸体彫刻作品の股間部分から(文字通り)切り取ったエッセイ集・・・なのか? いや、文化に対する評論とか規制に対する批判を展開するのかと思っていたら「股間表現の多様性」という名の「珍妙な苦肉の策」を紹介する事から始まる。 その方法、単純に足の位置で隠すことから高度な抽象化・パンツ着用・偶然イチジクの葉がふわりと様々である。 後半は歴史的経緯や彫刻から一歩踏み込んで写真に出てくる裸体表現についても論じているのだが、全体的な統一感に乏しいと思われたのは三つの独立したエッセイを一冊の本にまとめているからか。 別に悪くはないのだが彫刻の股間表現についてもっと奥の所まで踏み込むのかと思っていたので肩透かしを喰らった印象だ。
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いったいどこから、こんな曖昧模糊とした股間表現が生まれてきたのか...その持ち主が一糸まとわずなぜ駅前に立っているのか、通行人の多くはなぜ目を留めようとしないのか、という惹句が、面白いと思った。 所々の記述や考察は面白い。男性裸体彫刻には理由がいるとか、彫刻自体はメッセージ力が低...
いったいどこから、こんな曖昧模糊とした股間表現が生まれてきたのか...その持ち主が一糸まとわずなぜ駅前に立っているのか、通行人の多くはなぜ目を留めようとしないのか、という惹句が、面白いと思った。 所々の記述や考察は面白い。男性裸体彫刻には理由がいるとか、彫刻自体はメッセージ力が低いので題名に頼るとか、東郷青児の二科展の無茶とか。 でも最初の命題のもっこりはどこから来たのか、何故駅前にあるのか、なぜ無視されているのかに対する答えは見つからなかった。 歴史的な経緯は分かったのだが、「何故」これと言うのが曖昧模糊なんである。
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彫刻とか写真に出てくる男性ヌードについての考察 タイトルは古今和歌集のダジャレ。新股間若衆、股間漏洩集と続く。
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