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エクソシストとの対話 講談社文庫

島村菜津【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2012/02/15
JAN 9784062771597

エクソシストとの対話

¥715

商品レビュー

3.4

8件のお客様レビュー

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2016/09/06

素晴らしい仕事をしている本であり、 文句なく力作だと思う。 しかし読み物としては、なじみがないのと 興味が沸かないのとで、読んでいてつまらん。 論文つーかレポートつーか、娯楽で読むには 適しておりませぬ。

Posted by ブクログ

2015/07/12

「バチカン・エクソシスト」を読んで、もうちょっと読んでみたかったので。 カンディド神父の話を中心に、 その死後に周囲の人々にインタビューした内容だが、 バチカン・エクソシストでもでてきた神父さんが出てきて 面白かった。 「宗教」の真空地帯、日本人がくりだす質問のせいか、バチカ...

「バチカン・エクソシスト」を読んで、もうちょっと読んでみたかったので。 カンディド神父の話を中心に、 その死後に周囲の人々にインタビューした内容だが、 バチカン・エクソシストでもでてきた神父さんが出てきて 面白かった。 「宗教」の真空地帯、日本人がくりだす質問のせいか、バチカン・エクソシストより神父たちが身近に感じられた。 エクソシストを巡る旅、とでも言った感じ。

Posted by ブクログ

2013/05/30

「いってみれば、悪魔のおかげでより聖性を高めることができたといえるのです」 ー 153ページ たとえばスピリチュアルに代表されるように、悪が不在の「聖」というのももちろん存在はしている。けれど、様々な事例を見ている限り、悪を前提視した「聖」のほうが結束力というか凝縮力がある...

「いってみれば、悪魔のおかげでより聖性を高めることができたといえるのです」 ー 153ページ たとえばスピリチュアルに代表されるように、悪が不在の「聖」というのももちろん存在はしている。けれど、様々な事例を見ている限り、悪を前提視した「聖」のほうが結束力というか凝縮力があるなと思う。仮想的がいるから仲良くなれる、というのももちろん大きいのだが、悪を意識することで自分の中の正義、聖というものを確固たるものにできるのがその背景にあるのだろう。 すべてが「聖」であると考えること、あるいは「聖」のものにしか接しない生きかたというのは、「悪」が存在している世界観に比べて構築が難しい。「悪」が存在している世界はよりシンプルであるが故に力強い。ここには否定の持つ作用、力強さが出ていると思うし、「悪」を無視しようとする人、あるいは「悪」を否定しようとする人こそ、それをまず認めるべきなのだと思う。

Posted by ブクログ

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