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動物が幸せを感じるとき 新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド

テンプルグランディン, キャサリンジョンソン【著】, 中尾ゆかり【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2011/12/22
JAN 9784140815151

動物が幸せを感じるとき

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商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

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2024/03/06

人と動物が共有する、脳の情動のシステムについて、とてもわかりやすく、興味深く読むことができる数少ない本。 そして、人間の都合に振り回されている動物の事を思うと苦しくなってしまうところも... 世界中の人が読めば、人が関わる動物の生活の質が驚くほど上がるんじゃないかという気持ちにな...

人と動物が共有する、脳の情動のシステムについて、とてもわかりやすく、興味深く読むことができる数少ない本。 そして、人間の都合に振り回されている動物の事を思うと苦しくなってしまうところも... 世界中の人が読めば、人が関わる動物の生活の質が驚くほど上がるんじゃないかという気持ちになります。 少なくとも動物に関わる人は知っていないと絶対にダメ。沢山の人にすすめたい本!

Posted by ブクログ

2023/09/23

動物はどうすれば幸せを感じるのか?不快な感情を抱かないのか?そういった問いに答えた本だ。 本書は、自閉症の動物行動学者、テンプル・グランデイン氏によって書かれた。どこかで見たことがある経歴だと思ったら、オリヴァー・サックス著の『火星の人類学者』で取り上げられていた動物行動学だった...

動物はどうすれば幸せを感じるのか?不快な感情を抱かないのか?そういった問いに答えた本だ。 本書は、自閉症の動物行動学者、テンプル・グランデイン氏によって書かれた。どこかで見たことがある経歴だと思ったら、オリヴァー・サックス著の『火星の人類学者』で取り上げられていた動物行動学だった。 本書で印象に残ったのは、著者がなぜ精肉業界に反対する活動家にならずに、精肉業界で仕事をしているのかの理由を述べてるところだ。著者いわく、1970年代までは、今のように畜産業界において動物が劣悪な環境には置かれていなかったらしい。これをみて私は、このような環境の変化が起きた一つの理由は、合理主義の浸透ではないかと思った。合理主義は目的達成のためにはとても有効だ。人びとはゴールから逆算し、最短距離を駆け抜けるように仕事を進め、富を増やす。しかし、合理主義が強くなると、その過程にある人と人とのつながりは無視され、人間の関係の中にある豊かさは知らぬ間に失われる。動物の世界も同じではないか。以前は、動物の豊かな生活と人間の利益がともに達成できるような環境があった。だが、そこに効率を追求する思想が入ってきて、人間の利益のみが強調され、その過程における動物の豊かさは失われてしまった。合理的であろうと、効率的に生きようとしすぎて、もともとの欲求を忘れてしまう。いつのまにか手段が目的になってしまうことはよくあるように感じる。合理主義もいきすぎると、中にいるものはつらくなりうるのではないかと、本書は私に感じさせた。

Posted by ブクログ

2019/09/01

動物行動学ということで、動物とともに生きるうえで大切なことを学んだ。動物も生きており、人間が飼うということは、動物の幸せにも配慮してともに生きるということを気付かされた。自分たちの都合で動物たちに苦しい思いをさせているのではないか。 我が家の犬も常同行動をするときがある。普段は可...

動物行動学ということで、動物とともに生きるうえで大切なことを学んだ。動物も生きており、人間が飼うということは、動物の幸せにも配慮してともに生きるということを気付かされた。自分たちの都合で動物たちに苦しい思いをさせているのではないか。 我が家の犬も常同行動をするときがある。普段は可愛い犬なのだが。こちらの都合で何か我慢させていること、不幸せだと感じていることがあるのだろう。犬との生活はまだまだ続く。共に幸せになれるように、飼い主として犬にとって幸せなことは何かを考えて共に生きていきたいと思う。

Posted by ブクログ

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