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みんな邪魔
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商品レビュー
3.8
131件のお客様レビュー
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自分も年齢的に他人事ではないので気をつけようと思いました…(笑)えない ミレーユの話が1番エグい。 他の登場人物は身近にいそうだけど 実際にはドラマでしか見たことないような人たちだったので そこまで胸糞感がなくすらすらと読めて楽しかった! 終盤にもちゃんと そうだ、ミステリーだったわ!という仕掛けもあって面白かった しかし… あの嫌な終わり方はいっそ清々しかったなあ 終わらない青い六人会 一生やっててほしい
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なんか色々身に覚えがありすぎてこわかった。これから自分もああなっていうのかも?みたいに感じてゾッとした。要介護になった母親の描写がきつくてつらい。でも真梨幸子で読んだ作品の中で1番面白かった気がする。
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【2024年27冊目】 読みながら「やばい」って何回か呟きました。自分が普通の人間で良かった、普通であることを褒めたいと思ってしまうほどに、やばいキャラクターしかいなかったので。最後の最後に「すべての更年期少女たちに捧ぐ」って書かれてるんですよ、捧げないで、止めて、辛い。 とある漫画に熱狂した青春時代を過ごしていた六人の登場人物たち。初っ端から、「そのあだ名の呼び合いはきついけど、うん、まあ、好きに生きてるってことで、OK咀嚼するわ」って感じでしたが、この本の辛さはそんなところにある訳ではなかったのです。 まず最初にフォーカスがあたった登場人物が愚者過ぎて「んなわけないだろ!」って思っていたのが、そんなことになる???みたいな展開に。ここから一気に物語が不穏なものになっていきます。一番きつかったのは「ミレーユ」の章でした。一番「やばい」って呟いた章でもあります。親、大切にしようと誓いました。いくらなんでも酷すぎるを凌駕する展開に目眩もしました。 結末もかなり意外で騙された感とそういうことだったのか感がワルツを踊ってました。今まで読んだ真梨幸子さんの作品の中で一番好きかもしれません。
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