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隣之怪(第一夜) 木守り 角川文庫

木原浩勝【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2011/09/23
JAN 9784043653133

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商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2022/06/15

久しぶりのホラー小説。全部で25編もの短編が収録されていて、お得感がある。文体は一人称語りの体験談風で、臨場感があり、とても良かった。特に怖かったのが、『末路』と『ふたり』。逃れられない家系の話で、その結末にゾッとした。 「怪異は無闇に人を襲いにはやってこない、怪異はただそこに...

久しぶりのホラー小説。全部で25編もの短編が収録されていて、お得感がある。文体は一人称語りの体験談風で、臨場感があり、とても良かった。特に怖かったのが、『末路』と『ふたり』。逃れられない家系の話で、その結末にゾッとした。 「怪異は無闇に人を襲いにはやってこない、怪異はただそこにあるだけ、チャンネルの合った人、因果のある人にしか見えない、感じないのだ」

Posted by ブクログ

2020/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人は生きていると、良し悪しに関わらず何かしらの因縁に見舞われることがある。脱却できるならばいいが、死ぬまで付きまとうほど根深いものもある。そんな呪いようなそれに、私達はどう対峙したらよいのだろうか。 読んでいていろいろな意味で震えた作品。非常に良質な話ばかりだった。呪いめいた因縁に理不尽にも付きまとわれる語り手やその家族たち。どの因縁もねっとりとまとわりつく嫌な感じが読んでいるだけで伝わってきて、ぶるりとした。非常に恐ろしい。特に怖かったのが「遺書」「末路」「ふたり」。「遺書」は浮気したと思われる男女の内、女性が先に死に(死因は不明)その後、男が後を追うように女がかつて住んでいたアパートで自殺する……。よくある男女の後追い自殺のような話だが、自殺した男性の近くにあった遺書と、そして遺体が発見されるまでの間ずっと聞こえていた足音にぞっとする。遺書は発見当初はやや変な格好で見つかったなと、読んでいて首をひねったが、まさかそんな事が最後に書き記されているとは。死してなお執着しているのか、足音は誰のものなのか?そしてその執着心が男性に死をもたらしたのか? など様々な想像ができて、非常に怖かった。「末路」は家に現れる正体不明の影に家族が追い詰められ、壊されていく様が非常に怖かった。金貸しを生業としていたため、多くの因縁や恨みなどを背負ってしまったのだろう。取り立ても厳しかったようだと書いてあるのでその辺りは自業自得かもしれないが、一人ずつ真綿で絞める様にじわじわと執拗に混乱させていく様はとても、人間独特のいやらしさを感じた。出てくる幽霊たちはどれも顔が見えず誰かがわからない、だがしかしそこにいるという様子も、より一層気味が悪かった。最終的に一部を除いて同じような壮絶な死にざまをたどった一家が死後、魂となった後どうなったか考えたくないが、死んだ後も安らかにとはいってなさそう。まさに末代まで祟らんとする人間の怨念に鳥肌が立った。 「ふたり」は恋人同士である男女が互いに話すまでわからなかった家系の因縁話。これは分かってよかったのかよくなかったのか……。おそらくこの後二人は別れただろうから最悪の結末は回避できたのか?などいろいろ考えてしまう。女性の恐怖体験ばかりが先行していたが、どちらも両家の血が絶えそうな話でそれって本当に大丈夫なのだろうか。感想であげた話以外も全てとっても良質!全部おもしろく、おもしろくない話がなかったといっても過言じゃない。すっかりこの作者のファンになってしまった。

Posted by ブクログ

2019/09/16

「新耳袋」シリーズの共著者、木原浩勝氏の著作である。 新耳袋は、中山氏が第三者目線で書いているのに対し、木原氏は語ってくれた「私」の視点から書かれている。そのため、体験者の話を直に(耳下に)聞いているような効果がある。 はじめの方の話は軽い肩慣らし程度で進んでいき、後半の「木...

「新耳袋」シリーズの共著者、木原浩勝氏の著作である。 新耳袋は、中山氏が第三者目線で書いているのに対し、木原氏は語ってくれた「私」の視点から書かれている。そのため、体験者の話を直に(耳下に)聞いているような効果がある。 はじめの方の話は軽い肩慣らし程度で進んでいき、後半の「木守り」「発狂する家」「井戸」「末路」は読み応えがあり、さらに、あとから怖さが湧いてくる出色の書きぶりであった。

Posted by ブクログ

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