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いい女vs.いい女

木下古栗【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2011/08/27
JAN 9784062170765

いい女vs.いい女

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商品レビュー

3.4

9件のお客様レビュー

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2022/12/05

文学的高尚文体で、下劣で無意味で脈絡のない無関係な思いつきが羅列される。ナンセンスといえばナンセンスなのかもしれないが、あまりに内容がなさすぎて、収録されている3編のうち、先の短めの2編はくすりとするとこもありつつも、最後の長めの一編は、これ、真面目に読んでもまったく意味ないんだ...

文学的高尚文体で、下劣で無意味で脈絡のない無関係な思いつきが羅列される。ナンセンスといえばナンセンスなのかもしれないが、あまりに内容がなさすぎて、収録されている3編のうち、先の短めの2編はくすりとするとこもありつつも、最後の長めの一編は、これ、真面目に読んでもまったく意味ないんだよなと一度思ったら、読むのがバカらしくなってしまって、最後20頁は適当に読んだ。が、適当に読んだとしても何の後悔もないし、最後から読んでもまったく支障はないので、たまたま開いたところを3分ずつ読むとかしたほうが、楽しいかもしれない。

Posted by ブクログ

2022/09/22

『ポジティブシンキングの末裔』よりも読みやすく、『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』よりも混沌としていて良い。 表題作の最後に繰り広げられる、詭弁ともつかない主張は、案外的を射ているかもしれない。

Posted by ブクログ

2017/05/05

表題作を含む3本の短編集。相変わらずのナンセンス文体オンパレード。特に表題作の狂気すら感じさせる展開(転回?)は最高。こんなことを考えている人(作者)が普通に日常生活を送っていることに恐怖を禁じ得ない。 あと、巻末の作者紹介文で「~比較的堅調に文芸誌に作品を発表するも、コアなファ...

表題作を含む3本の短編集。相変わらずのナンセンス文体オンパレード。特に表題作の狂気すら感じさせる展開(転回?)は最高。こんなことを考えている人(作者)が普通に日常生活を送っていることに恐怖を禁じ得ない。 あと、巻末の作者紹介文で「~比較的堅調に文芸誌に作品を発表するも、コアなファンがますます喜ぶばかりで、単行本化を見送られ続けていた不遇の経歴を持つ。」に納得&爆笑。 それから、表紙の絵が金子ナンペイなのも何となく本書に合ってる気がした。

Posted by ブクログ

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