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インターネットのカタチ
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インターネットのカタチ
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商品レビュー
4.1
25件のお客様レビュー
最初はとっつきにくい本かと思って読み始めたら、すごく興味深い内容で面白い。 「インターネットは、もろいようだが粘り強い。」 つまり、しょちゅう切断してる o(*'o'*)o それが許される仕組みになっていることや その対応策などが、 これまでに起きたインタ...
最初はとっつきにくい本かと思って読み始めたら、すごく興味深い内容で面白い。 「インターネットは、もろいようだが粘り強い。」 つまり、しょちゅう切断してる o(*'o'*)o それが許される仕組みになっていることや その対応策などが、 これまでに起きたインターネットのトラブル事例をまぜながら解説されていて、わかりやすい本です。 「ネットワークのネットワーク」、その仕組みが実際にはどうなっているのか。 知らないことだらけで目からウロコ! インターネットの世界には国境はない! と思っていたが そうではないらしい! 厳しく規制されている国があること、政治や経済が絡んでの将来の展望が語られています。 この本は、ほとんどインターネットから収集した情報を元に、多岐にわたるスキルを駆使して書かれています。 付録では、その情報収集の方法が、詳細に述べられていますので、そういうことをやりたい人にはすごく参考になるのでは! 2011/10/02 予約 10/28 借りる。 11/25 読み終わる 内容と著者は 内容 : 「インターネットが壊れる」という話を皮切りに、インターネットの概要を解説。 さらに、マクロな視点で見たインターネットの基本的な構造や歴史、仕様のデバッグなど 様々なテーマから、インターネットのカタチを探る。 著者 : あきみち → URLはこちら http://www.geekpage.jp/ 『Geekなページ』 : ・ 慶應義塾大学政策メディア研究科にて博士を取得。 ソニー株式会社を経て、ブロガーとして活動。 空閑 洋平(クガ,ヨウヘイ) ・ 1985年生まれ。慶應義塾大学政策メディア研究科後期博士課程在籍。 目次 : はじめに * 本書が目指したもの o 「壊れた」から垣間見えるインターネットの形 o 観察方法の紹介 o 教科書臭さからの脱却 1章: 壊れやすくて粘り強い * インターネットが壊れた! * あんな「壊れた」、こんな「壊れた」 * 「生き物」のようなインターネット * インターネットの強さの秘密 * インターネットの「形」を推測する 2章: ネットワークのネットワーク * チェコ発インターネットバラバラ事件 * インターネットはネットワークのネットワーク * 全体像は誰も知らない、だから全体を止められない * 実際に通信ってどうやって行われてるの? * 「伝言ゲーム」でつながるネットワーク * ASとBGP * パキスタンYouTube事件の解説 他 3章: 仕様のデバッグ * 同じ問題を二度と起こさないように * RFCとIETF * IETFとその思想 * 「インターネットはオープンである」 * オープンであることの弊害 * IETFと特許 他 4章:「名前」を巡る変化 * スウェーデンが消えた!ドイツが消えた! * DNSの仕組み * DNSは格好の攻撃対象 * DNSルートサーバ * DNSへの「毒入れ」 * カミンスキー型攻撃とDNSSEC * DNSSECでできることと、できないこと * トップレベルドメインの増減 * Alternate DNS Root 他 5章: 物理的に切れた! * 物理的に「プチッ」と切れるということ * 光海底ケーブルが切れた! * 何で「集中」するの? * 光海底ケーブル地図が示すもの * 海底ケーブルは何故切れる? * 光海底ケーブルの仕組み 他 6章: インターネットと国境 * Webにおける「インターネットの国境」 * エジプトがインターネットから一時離脱! * ネット検閲 * Great Firewall of China * 日本にもあるネットへの制限 他 7章: インターネットの大渋滞 * 「興味の集中」による大渋滞 * 大規模トラフィックに対処する方法 * 世界最強のCDN企業:Akamai * 大量のトラフィックをみんなで送りつける攻撃(DDoSアタック) * DDoS防御 他 8章: 論理的な通信の密集地帯 * ネットワークの論理的な集中に関する概念的な話 * ポリシーの話 * 巨大な存在に何かあったら? * ビデオトラフィックの増加 他 おわりに 付録: インターネットのカタチをとらえる
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よくシステム構成図などで、「ここからはインターネットですよ」というのを表すとき、雲の形を描くことがある。本書はその「雲の中」で今、何が起こっているのかを、極力分かりやすく解説している。ただ、技術に明るくない僕にはちょっと難しかった。逆に本職の人たちにとっては分かり切った内容なのだ...
よくシステム構成図などで、「ここからはインターネットですよ」というのを表すとき、雲の形を描くことがある。本書はその「雲の中」で今、何が起こっているのかを、極力分かりやすく解説している。ただ、技術に明るくない僕にはちょっと難しかった。逆に本職の人たちにとっては分かり切った内容なのだろう。そういう意味では、ターゲットが難しい本かもしれない。 とはいえ、ラストワンマイルを生業とする僕のような人間や、雲を描いて終わりにしていいのかと一度でも考えたことがある人には、読んおく価値があると思う。
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インターネットを形作っている技術や仕組みについて、インターネットにまつわる事件/事故などと共に解説。 著者も「読み物」といっているように、技術でガチガチな本ではないです。が、技術者にとっても非常にためになる本だと思います。 付録には BGP や AS 番号の調査などに関する情報が...
インターネットを形作っている技術や仕組みについて、インターネットにまつわる事件/事故などと共に解説。 著者も「読み物」といっているように、技術でガチガチな本ではないです。が、技術者にとっても非常にためになる本だと思います。 付録には BGP や AS 番号の調査などに関する情報が満載。その辺に関する書籍はあまりないので、そういう意味でも重宝しそうです。
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