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ミステリー作家串田寥生の考察 キャラ文庫

夜光花【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2011/05/27
JAN 9784199006203

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ミステリー作家串田寥生の考察

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商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

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2011/10/10

今作も・・・。

神凪守は人気ミステリー作家・串田寥生の担当編集者。串田は次作の舞台の取材旅行先に、守の実家を強引に指定してくる。守の実家は古い信仰が根強く残る閉鎖的な孤島で、今年は7年に1回の大祭が開かれる年だった・・・。しかしそこで見つけたのは実家と神社を繋ぐ隠し通路や、祭壇に祀られた乳児の白...

神凪守は人気ミステリー作家・串田寥生の担当編集者。串田は次作の舞台の取材旅行先に、守の実家を強引に指定してくる。守の実家は古い信仰が根強く残る閉鎖的な孤島で、今年は7年に1回の大祭が開かれる年だった・・・。しかしそこで見つけたのは実家と神社を繋ぐ隠し通路や、祭壇に祀られた乳児の白骨――!!そのうち守の妹の友人が居なくなり・・・!? 前作『眠る劣情』でも思ったんだけど、ここまでトリック(というかネタ?)的な事を考えてるならもうちょっと面白くできたような・・・。今作もネタばらしが後半たったったーと済んじゃった・・・という感じ。ネタばらしをもうちょっと小出しにするとかじっくり行くとか、ワタクシ素人なので良い案がハッキリは浮かびませんが、同じお話しでもうちょっと良くできた気がします・・・残念。 前作で串田が幸せにならなかったのが気になっていましたが、今回恋人がゲットできて良かったなと思いました。私は基本的に串田の性格は好きですが、前振りもなく2カ月も連絡が取れず居場所も分からない恋人なんてごめんこうむりたいです。だってこの二人はたまたま仕事相手だから何かあっても連絡行く事になると思うけど、そうじゃなかったら相手が生きてるかどうかも分からない状態でほっぽっとかれるってことでしょ!?いやー、無いわ。守は苦労するんだろうなーと思いました(-_-;)  あと、現代であんな内容の古い因習を頑なに守ろうとするんだろうか?という根本的な疑問はどうしても残りました。伊藤くんがとても奇特な人ですが、それ以上に守の妹が意味不明です。でもネタが前作よりは楽しめたので★4つです!!

ゴロー

2021/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリー作家の串田と担当編集者、神凪守 余所者を受け付けない神凪の故郷島の因習、隔離された島で起こる事件、謎の地下牢などてんこ盛りで引き込まれます。伏線が散らばり、最後の回収まで本当に面白かったです。 神凪の少々他人の悪意に鈍感で、でも真っ直ぐな所が可愛いく、真面目なのに情事になると無茶苦茶エロくなるのは美味です。 串田の思考回路の面白さと、表に出さないけど、神凪を溺愛している姿が善きでした。

Posted by ブクログ

2021/03/18

仕事の相手だと思っているときは串田の話を受け流せていたのに、恋愛が絡むと弱くなる。そんな守が可愛かった。ゲイであることで勘当された守が実家に戻るのはかなり勇気がいりそう。それもあってか、島に行ってからの守は、自信なさげな印象が強かった。だからこそ、串田のことを更に好きになったのか...

仕事の相手だと思っているときは串田の話を受け流せていたのに、恋愛が絡むと弱くなる。そんな守が可愛かった。ゲイであることで勘当された守が実家に戻るのはかなり勇気がいりそう。それもあってか、島に行ってからの守は、自信なさげな印象が強かった。だからこそ、串田のことを更に好きになったのかも。島で起こる不思議で、怖い出来事。何が起こるのか分からないホラーのような雰囲気のあるミステリーだった。

Posted by ブクログ

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