最初の本だったと、知らないでいた。みをつくしにあきないと他も全て読んでいるけど、高田郁さんの言葉に思いに全て出ているので、原点なんだよな〜としみじみ思う。三昧聖にスポットを当てて、いい事ばかりじゃなくさげずむ場面もしっかり書いているので、正真がとく誰もが死ぬのが納得する。江戸時代の武士の仇討ちが6年も子供なのに一緒にいないとダメとか武士ってなんなんだ、馬鹿げている体裁って引くに引けないって意味がわからん。正念の嫡子問題で自分が世継ぎすると母親と妹に害が及ぶとかくだらない、そんな時代に生まれないで良かったと

この人すごいな。 私の中で何読んでも面白い作家に認定。 湯灌師のお話。 登場人物紹介では主人公の性別が分からなくて困惑しながら読み始めた。尼さん(の手前？)だから名前が女性ぽくなかったのね。 お葬式とかって残された人たちのための物だと思ってたけど(小説内でも遺族の救いは書かれてた)、死んだ後手厚く送り出してくれるのが約束されることは生きてる内に本人の救いにもなるんだね。あんまり考えたことなかった。 火葬が終わると遺族が落ち着くのも現代に通づるものを感じた。焼きおわるまでに時間がかかるのは心の整理のための時間だとか。 しかしこの時代は焼くとこまで見守るのか… 実際はタンパク質が変質するから体が縮こまるのかと思ってたんだけど違うのかな。 屍洗いと揶揄されてるのはえたひにんと差別されてたのと同じかね。 無粋な事とは分かりながらも、手怪我したりしてるの見ると感染症とか大丈夫なのか…！？ってヒヤヒヤする笑 と、ぽろぽろと気になった事を書き留めてたら長くなってしまった。