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“学問"の取扱説明書

仲正昌樹【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 作品社
発売年月日 2011/04/22
JAN 9784861823220

“学問"の取扱説明書

¥220

商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2022/10/09

・サヨク的に自分の正義で脊椎反射するバカ学生とは自分のことではないか?と読み進めるうちに反省モード。 ・著者は日本のサヨク的言論の浅さに辟易しているという感じが伝わってくる。すでに権威ある理論や海外のかっこよさそうな理論を持ち込むけれど、その理解はゆるいけれども自分の賢さアピー...

・サヨク的に自分の正義で脊椎反射するバカ学生とは自分のことではないか?と読み進めるうちに反省モード。 ・著者は日本のサヨク的言論の浅さに辟易しているという感じが伝わってくる。すでに権威ある理論や海外のかっこよさそうな理論を持ち込むけれど、その理解はゆるいけれども自分の賢さアピールのためにファッションレベルで扱かってしまうようではダメだよということ。しっかり理解して、自分で考えたのか?と。著者の言葉では「脊椎反射的に吠えるバカ」はサヨクにもウヨクにもいる。 ・「自分たちとはまったく立場・関心が違う人にとっても重要な意味を持つ問題提起が重要」 ・「自分の「共感」の表現こそが、正義についての議論に参加する最低限の資格であり、それが感情的に分からないような奴は話にならん、というような排他的態度が問題」 ・「苦しんでいる当事者の間にどういう価値観・ライフスタイル・社会的言説が形成されているかを社会学的に明らかにすることと、それを新しい倫理として普遍化すべきかどうかという問題は別の話」 ・「問題なのは、自分が自分にとって「都合のいい構築された現実」を見逃していることを自覚しないで、他人に対して啓蒙的に振る舞おうとする人たち」 ・「その社会における政治的・経済的権力関係によって「構築」された現実、あるいは現実感覚のようなものは、その構築のプロセスを明らかにすることによって、解体されねばならない、というようなことを政治的に主張する。特に”私たち”の日常感覚に密着していて、いかにも当たり前のようなことのうちに潜んでいる権力性を暴露しようとするわけです」 ・「何となく左派的な権力暴露がかっこいいと思っている、薄らサヨクな学生」 ・編集者の質問に著者がこたえるインタビュー形式的に進んでいく中で、著者の解説を聞きながら編集者の素朴な質問や投げかけが理解を助けるときがある。「仲正さんはマルクス主義をしつこく批判しているようで実は評価しているのでは?」とか。

Posted by ブクログ

2018/09/29

180929 中央図書館 仲正の、親しみやすくて時々ニヤリとしたり思わず膝を打ちたくなる切れ味は、楽しい。勉強に際してはやはり手頃な地図を見てからのほうが能率的ということ。

Posted by ブクログ

2018/03/11

積読状態だったけど、さっき仲正昌樹のドラッカーとハイエクをamazonで注文したので、それが届く前に片付けようと思い一気に読み終えました。 「仲間内でいいところを褒めあって自分を高めるのが好き」だったりすると、こういった本は受け付けないのだろうけど、そういうのが嫌いであれば楽し...

積読状態だったけど、さっき仲正昌樹のドラッカーとハイエクをamazonで注文したので、それが届く前に片付けようと思い一気に読み終えました。 「仲間内でいいところを褒めあって自分を高めるのが好き」だったりすると、こういった本は受け付けないのだろうけど、そういうのが嫌いであれば楽しめると思うし、「哲学を学ぶことで周囲に差をつけたい」みたいな「なんとなくどこかおかしい」ような人、「違い」ではなく「差」を気にするタイプも受け付けないと思う。インスタ好きとか。 「じゃあどういう人が楽しめるんですか!?」と詰め寄られそうだけど、楽しめるとしたらおそらくは「なんとなくどこか違和感がある人に違和感がある」という人が対象か。 その「我々」が感じている違和感がどういったことなのか、なぜ「我々」は「彼ら」に違和感を抱くのか、という点について著者が「丁寧に」説明している。 本に出てくる草の根哲学者のブログみたいなのは全然知らないのでなんとも言えないけど、ビジネスに限っていえば、自分としては「内輪の評価を高めたい」のなら、こういう本ではなく「ビジネス書」を読めばいいのだと思う。 そうしたビジネス書に載っている「明日から使える知識」で自分の資料にハクをつけたり、会議で発言したりすれば良いのだと思うし、それが悪いことだとは思わない。たまに自分もそうしているし。 ただそれは学問ではないだろう。 学問における「学びの着地点」が、「XXを学んだことによって成功に繋がった」ので、それが「学んだ結果」というのは違和感がある。あと思想を学ぶことで「おかげさまで仲間が増えました」というのも違和感あるのだけど、そういった意味でこの本はそういう着地点の違和感を解消するための「ビジネス書」だと思う。ビジネスっぽくいうと「出口戦略として仲正昌樹を選択する」ようなものか。 そういう意味で「ビジネス書」のドラッカーが届くのが少し楽しみ。

Posted by ブクログ

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