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そこに、顔が 角川ホラー文庫

牧野修【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2010/11/24
JAN 9784043522149

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商品レビュー

2.7

9件のお客様レビュー

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2020/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

疎ましく思っていた父親から電話がかかった。寂しい、会いたいといつもの様に呟く声を聞き流していたが、その日は様子が違った。彼にしか見えない影が見えるのだと怯える父。 そして、「そこに、顔がーー」その言葉を最期に父は自殺した。 表紙に惹かれて読んでみた。父親が自死したのをきっかけに、次々と主人公の身の回りで理由が不明瞭の自殺が続発する。恐怖度は低めで、脅かし要素も少ないが、死がテーマのこちらの作品はそれにふさわしい程、随所に死について書かれている。正直読んでいて頭がおかしくなりそうだった。脳が死に対してマヒしそう。こちらのホラーはオカルトホラーではなく、科学的な要素が出てくるのでホラーなのでサイエンスホラー?一応幽霊のようなものは出てくるがそれは主体ではない。幽霊が付きまとって、付きまとってそれに疲弊して自殺するという展開に似ているが厳密にいうとそれとは若干違う。幽霊はなぜ怖いのか?という誰しも思ったことがある疑問から生まれた作品ということで、その疑問に対して作中のみの解釈であるが結論を出していたのは非常に興味深い。

Posted by ブクログ

2020/01/16

自殺した父親の遺品の日記には不気味な人体実験の経緯と、黒い影のような顔につきまとわれる妄想が書かれていた。その時、背後に何か気配を感じ始めた。果てしなく連鎖する恐怖にヒヤヒヤする。

Posted by ブクログ

2013/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんじゃこりゃ!と言いたくなるくらい深みのない小説だった。 ただ単にグロくて気持ち悪いだけ。 人間の怖さを描こうともしているんだろうけど、描ききれていない。 一番違和感のあった人物が主人公の高橋。 周りの人がおかしくなっているのに、なんだかとても冷静。 自分のことしか考えていないように見えた。

Posted by ブクログ

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