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中国の地下経済 文春新書

富坂聰【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2010/09/16
JAN 9784166607716

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商品レビュー

3.3

8件のお客様レビュー

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2018/11/03

ジャーナリスティックで中身の薄い本だが、新しい知識は得られた。現在の中国経済の中心は、民間ではなく国営企業とか、中産階級の表裏含めた平均収入が5000万超など。ただし著者の得意分野である地下金融に紙面を割きすぎておりバイアスも感じられる。

Posted by ブクログ

2014/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

怪しげな世界の話かと思ったら、実は表のGDPの半分の約200兆円、日本のGDPの1.5倍に及ぶと言われる民間金融が発達しているという話だった。著者は週刊文春などで活躍するフリージャーナリスト。文章が読みやすい。もっと読みたい。

Posted by ブクログ

2012/06/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

世界が不況の大波に翻弄される中、一人中国だけは、大きな危機に直面することなくやり過ごしてこられたのには、奥行きの深い地下経済が緩衝力として作用したと考えられている。地下経済は表のGDPの半分近くの経済規模を持っており、昨年、日本は中国に追い抜かれたと大騒ぎであったが、実質的には遥か前に既に凌駕されていたこととなる。異常に高い債権回収率の裏に潜む驚愕の換金術。官僚の形式的地位より遥かにものをいう含金量という尺度。雇用さえも支える潜在力。地下経済は今の中国に必要不可欠なものとなっているが、憂うべき病巣も同時に抱え込んでいる。子供を誘拐すれば死刑にもかかわらず、僅かな儲けのため犯罪に手を染め、貧しさの前では死刑さえ犯罪抑止に効果がないこと。メイドインチャイナは溢れているが、中国ブランドでなければならないという物がこの世にはないということ。どの国も高度成長の過程では、個人経済が経済発展に大きく貢献するのが一つのパターンとなっていたのが、中国の場合これがない。個人消費の弱さと伸び悩みは高い成長を続ける中国経済の深刻なアキレス腱となっている。結果、安価で手頃な労働力を利用することで潤ってきた中国も、逆にその労働者によって今、苛まれることとなるのである。また、巨額の財政出動が格差拡大という大きな副作用を社会にもたらす劇薬であるにもかかわらず、格差縮小という長期的問題よりも当面の痛みを消す弥縫策を選ばざるを得ず、経済刺激策を打てば打つほど格差が広がっていくという隘路に追い込まれている。さらに富の偏在がいずれ大きな社会の時限爆弾となるとの認識が共有されていても議論については何も進まない状況が今も続いている。中国も決して安泰とはいえないのである。中国地下経済の明暗を、地下に通じる細い糸を慎重にたぐるようにアプローチを試み、偶発的なアクシデントの隙間から少しずつ情報を積み上げ全貌を解明してゆこうというのが本書である。

Posted by ブクログ

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