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アダルト・エデュケーション

村山由佳【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2010/07/23
JAN 9784344018631

アダルト・エデュケーション

¥110

商品レビュー

3

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2024/04/12

「あと少しの忍耐 PATIENCE」 幸せかと問われると。 わざわざ口にすることではなくとも、心の中にモヤモヤを抱えているから直ぐに答えられないのだろう。 「それでも前へ進め ADVANCE」 足下を疎かにしない。 荷物を取りに来て欲しいと言うならば、せめて今の女の影ぐらい隠す...

「あと少しの忍耐 PATIENCE」 幸せかと問われると。 わざわざ口にすることではなくとも、心の中にモヤモヤを抱えているから直ぐに答えられないのだろう。 「それでも前へ進め ADVANCE」 足下を疎かにしない。 荷物を取りに来て欲しいと言うならば、せめて今の女の影ぐらい隠す努力は怠らないで欲しかっただろ。 「あなたのための秘密 SECRET」 性癖を離せないまま。 満足しているように見える演技は完璧だったのだろうが、素直に全てを打ち明けたら何か変わるのでは。 「最後の一線 MORAL」 三人でしているよう。 これが酔った勢いで一度だけなら間違いで済むが、何度も分かっててしてるならば確信犯で共犯だろう。 「これでおあいこ FORGIVENESS」 見てしまったが最後。 お互いに忘れることが出来ないほど強烈な思い出だろうが、こればかりは不運だったとしか言えないな。 「言葉はいらない CONVERSATION」 受け入れれなかった。 亡くなった後で聞かされても、いくら愛着が薄かったとはいえ知っていると知らないでは違っただろう。 「不死鳥の羽ばたき INDEPENDENCE」 日本を離れてる間に。 少しでも他の人と違ったことをしているだけで偏見の目に晒されるのだから、相当な覚悟が必要だろう。 「聖夜の指先 GIFT」 甘い言葉に惑わされ。 普段とは違い細かい服装指定までして来た時点で、素直に喜ぶよりも何かあるのではと疑うべきだろう。 「哀しい生き物 LIFE」 求められるがままに。 その時限りの関係だったとしても、年齢を重ねていくに連れて寂しさと葛藤する日々がくるのだろうな。 「ひとりの時間 LONELINESS」 二人で過ごす日々は。 見つかってトラブルになるよりも先に宣言されていたら、もし気付いてしまっても何も言えないだろう。 「罪の効用 MODESTY」 知能犯による策略に。 鈍いのか気付いてないふりなのか分からないが、適度な距離を常に保てているからこそ成り立つのだろ。 「誰も知らない私 REBORN」 二人の手に触れられ。 どれだけ安心素材を準備されたとしても、ハイリスクなのは女性であるからこそ商売としてないのだろ。

Posted by ブクログ

2023/08/23

村山由佳『アダルト・エデュケーション』 2010年 幻冬舎 村山由佳さんには珍しい、12編からなる短編集でした。 デビュー作から読んでいる村山由佳さんですが、『ダブル・ファンタジー』以降、官能的でエロスをモチーフした作品も増えましたね。今作もそうでした。 ただ官能小説ではないん...

村山由佳『アダルト・エデュケーション』 2010年 幻冬舎 村山由佳さんには珍しい、12編からなる短編集でした。 デビュー作から読んでいる村山由佳さんですが、『ダブル・ファンタジー』以降、官能的でエロスをモチーフした作品も増えましたね。今作もそうでした。 ただ官能小説ではないんです。確かに〝性〟〝セックス〟というものが物語の核となっています。正直、〝核〟というのでもないのだけど。核というより根本や根底、基本の方が近いのかな。 なかなか感想を書くのが難しいのだけれど、〝性〟をリアルに表現することで、様々な〝愛〟と〝心情〟をさらにリアルに表現していると感じられました。 #村山由佳 #アダルト・エデュケーション #幻冬舎 #読了

Posted by ブクログ

2023/06/28

トーサクの世界! 一言で言えば、倒錯性愛短編集。アブノーマルと言えばアブノーマルなんだが、こういろんな愛の形があるならば、じゃあ、ノーマルって何? ノーマルって、スタンダードってことだよね?スタンダードって、最大公約数ってことだよね?最大公約数ってことは、それが普通ってことだよね...

トーサクの世界! 一言で言えば、倒錯性愛短編集。アブノーマルと言えばアブノーマルなんだが、こういろんな愛の形があるならば、じゃあ、ノーマルって何? ノーマルって、スタンダードってことだよね?スタンダードって、最大公約数ってことだよね?最大公約数ってことは、それが普通ってことだよね?本当にそうなのか?そもそも、普通はあるのか? ってなことを考えさせられる1冊でした。 村山さんの他の本も読んでみたくなりました。

Posted by ブクログ

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